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新型フェアレディなんか作ってる暇があればS13や180SXのようなベース車を作り直した方がいいんじゃないのかな?

20年経った今でもベース車として愛されている実績はあるんですが過去の成功例は振り返らないんですかね?

A 回答 (6件)

日産の現行車種だと、NV350なんてベース車種として愛されていると思いますけど?

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別にメーカーは何かのベース車として売ってるワケでは無く、ベース車にするかどうかはあくまでもユーザーが決めることなんですけどね。

(ワタシ、以前自動車メーカーの研究部門にいたんですけど・・・『ベース車』と言われるのは非常に心外です。メーカーが何を考えてどういうチューニングをしているか、よく知ってもらいたいというのが『作る側』の気持ちです。)

>過去の成功例は振り返らないんですかね?

 メーカーからすると、振り返りたくもない失敗例です。
 メーカーは慈善活動でクルマを作ってるワケではありません。成功/失敗の判断基準は、儲かったか儲からなかったか?だけです。

 よく考えてみてください。メーカーは『売れないからやめた』んですよ。
 飛ぶように売れ続けているならメーカーはやめないし、排ガスや衝突安全が適合しなくなっても、同じ路線の新型車を必ず出します。(ちなみに・・・この排ガスや安全性など法規の問題は新型車の開発コストに重くのしかかっており、故に『往年の大ヒット車』をそのまま再販することが出来なくなっています。仮にS13を再販するとしても、実質的には新型車開発とそれほど変わらない手間と開発費が必要になるでしょうし、出来上がったものは『S13と似て非なるもの』になるでしょう。)
 

 中古車を買う層は、メーカーには関係ありません。『メーカーの儲けにならない』からです。
 中古車価格が異常に高騰したところで、それはメーカーが考える市場規模からしたら、多くのケースで誤差内程度です。メーカーから見ると『残存数が少ないクルマを、特殊な趣味の少数派が奪い合ってるだけ』であり、そんな微小な市場でスズメの涙ほどの儲けを狙うほど、今のメーカーにはヒマも余裕もありません。(35年ぐらい前は、『ニッチ市場も総取りすれば儲けになる』と考えられていたんですけどねぇ・・・そういうことも『バブル時代』の成せるワザだったのか・・・)

 メーカーにとっては、新車が売れないと意味がありません。
 新車が売れないとメーカーとしては『市場が縮小した』或いは『市場が消滅した』と判断するのは当然で、最初から沢山売れる目処が立たない小さな市場に、¥何十億もの開発費を投じて新型車を開発するマヌケはいません。シルビアはS14~S15でまともに売れなくなり、結果『もう儲けが出るほど台数が売れる市場ではなくなった』と判断されたわけです。

 いや勿論、S13とS14とかR32とR33とか、AE86とAE92とか・・・旧型よりも新型の方が魅力がないクルマは沢山あって、旧型に乗っているヒト達は新型を買い控えるのも当然でしょう。
 しかしメーカーは自信を持って新型を市場に投入します(自信がないクルマは新型車として出しません)。その自信マンマンなクルマが売れないと、『市場が縮小したんじゃないか?』と判断しても、仕方のないところです。

 一方、結果的にホントに新型車の開発に失敗し、ガチでダメダメなクルマを『カン違いで』出してしまうこともあります。シルビアなど、S14の失敗がS15にまで影響していた様に語られることもありますね。
 しかし市場全体が健全なら、ユーザーは他社のクルマに流れるはずです。シルビアがジリジリ売れなくなっていった時代は、セリカやレビン/トレノ、プレリュード、マツダ・プレッソ/AZ-3なども軒並み売れず、『あの種のクルマの市場の縮小』は誰の目にも明らかでした。

 2~3年前のことですが・・・現行トヨタ・ハチロクの市場に参入するかどうか検討していた某メーカーの商品企画担当者は、現行ハチロクが獲得した市場規模を全く評価してなく、『中古のAE86やシルビアを奪い合う極めて特殊な市場に、将来的に手頃な中古車という「燃料」を投下しただけ』とワタシに言いました。
 勿論これは彼自身の感想であってそのメーカーの公式見解ではありませんが、そのベース車(?)市場に対するメーカーの見解の一例として上げておきます。

 尚、最後に。『ベース車』と言われて思い出したのは。
 これはあくまでもメーカー側の都合というか解釈に過ぎませんが・・・改造のベース車として有名になったクルマで、企業のイメージダウンにつながるとされて車名が廃止された・・・とウワサされているクルマが複数あります。(ワタシが知る限りでも2つあります。)
 改造車の中には、メーカーや一般人のセンスからすると『汚く』『攻撃的』或いは単に『下品』であり、感覚的な不快感を与えるものがあります。こういう改造車が増えて『メーカーのイメージダウンにつながる』と判断された、ということです。
 まぁそういう改造車を作っている側に言わせると『大きなお世話』ですが(最初に言いましたが、何を『ベース車』にするか?はユーザーが決めることであって、メーカーは関係ありません)、『ベース車』と認識されるほど改造が定番になってしまったクルマだと、メーカーは車名を廃止するかもしれない、ということです。(ぶっちゃけ、『シルビア』というネームはかなり廃止の危険性があると思っていました。シルビアというネームがS15で途絶えたのはそういう意味もあり、現代では『ほとぼりが冷めた』と言えるかもしれません。)

 ところで・・・フェアレディZとかハチロク、ロードスターじゃダメなんですか?安い中古のロードスターが出回っている現代の方が、ワタシにはうらやましいですが。(ワタシ、新発売されたAE86をすぐに入手して、自分で改造してジムカーナやラリーに参戦していた世代です。)
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> 今でもベース車として愛されている実績


一部のマニアの、実績。
つまり量産しても数は売れない。
Zでいいんじゃないの。
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こんちは。

学生時代にS13をMTを新車で買いました。あの頃はホンダのプレリュードをはじめとしてクーペの人気も今より格段に高かったですからね。両方ともよく売れていたのを覚えています。今は旧車としての需要は高くても、昨今の若者はクルマいらない派の方も多いので、新たに作っても売れないから作らないということじゃないですかね。クーペ需要がありそうなら、ホンダもプレリュードを復活させていると思いますね。車格的にも数で利益を出すゾーンのクルマで、高価格にして採算度外視で少量が売れればよいというクルマではなく、その点で数が出ないと作りにくいのだと思います。
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20年くらい前に、同級生がやっている中古車店でS14とCR-Xが198000円だったのでCR-Xを買いましたが、今となっては貴重な後輪駆動車だったんだなぁと。

今は、どのメーカーもアメリカ、中国が主戦場で、Zにしてもアメリカの、おこぼれを国内販売しているのが現実なので、5ナンバーサイズの後輪駆動車は二度と出て来ないでしょうね。そもそもEVになったら、ますます旧車は値上がりするのでは。
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需要がないんだろうねぇ


昨今の売れ筋はどのメーカーでもSUVにワンボックスに軽だし、ツーリングカーに注げるパワーは限定的にせざるをえないんでしょう
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