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先日、小海線清里から八王子経由で横浜線長津田までJR線に乗りました。清里で、うっかり(特急「あずさ」の予約につられて)八王子までの乗車券を買ってしまいました。長津田に着いてから気づいて清算したところ440円を請求されました。確かに清里ー長津田間の運賃は3080円で、清里ー八王子間の運賃は2640円です。
ここからが質問なのですが、八王子ー長津田間の運賃は400円です。なぜ一度八王子で一度下車して切符を買いなおすとしたら安くなるというような規定になっているのでしょうか? 通しで切符を買った方が普通は安いと思うのですが。

A 回答 (4件)

清里-八王子間は東京近郊区間内なので乗越運賃は清里-長津田間の運賃と清里-八王子間運賃の差額になります。



この場合横浜線は電車特定区間なので八王子-長津田間の運賃では低額な運賃が適用されますので八王子で買い直した方が安くなります。

このほかにも長距離になると運賃の刻みが荒くなるので(101km~600kmでは20km、それ以上では40km)刻みをわずかに出たようなときは手前の駅で買い直す方が安くなることもあります。
また長津田だともう少し遠方からだと横浜市内になってしまうので乗らない長津田-横浜間の運賃も払うことになるので成瀬で買い直す方がやすくなる可能性があります。
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この回答へのお礼

丁寧な解説ありがとうございました。とてもよくわかりました。

お礼日時:2022/11/22 10:14

>八王子で一度下車して切符を買いなおすとしたら安くなる


物凄く簡単に言うと、運賃の基準となる距離(営業キロほか)が、
近距離・中距離・長距離で異なっているためですが、分割すれば
どの区間でも安くなる訳ではないので、この点はお間違いなく。
(具体的な計算例は下記リンク先で。※本件回答は後段に続く)
↓ ↓ ↓
■分割すると安くなる理由
http://bunkatsu.info/fare.html

■運賃表 (JR西日本のだが、JR各社共通)
https://www.jr-odekake.net/railroad/ticket/guide …
⇒ 「幹線」と「地方交通線」とを連続してご利用の場合
【内訳】
小海線 (地方交通線)、中央本線・横浜線 (共に幹線)

>440円 請求されました。(八王子-長津田:400円)
上記の前提を理解して貰った事を踏まえた上で、実は上記以外に
もう1つ 「のりこし精算」の計算方法の違いも関係しています。
↓ ↓ ↓
■乗り越しをした時の精算金額は、どのように計算されますか。
https://jreastfaq.jreast.co.jp/faq/show/1168
⇒ (1)。[↓] 大都市近郊区間
https://www.jreast.co.jp/kippu/1103.html

清里、長津田どちらも「大都市近郊区間(東京)」の駅なので、
のりこし精算の計算は、のりこした区間[八王子-長津田]の
運賃だけの請求にはならない・・・と言う既定になっているです。
(計算式は質問文の通りなので割愛)

逆に言えば、質問と違う条件での「のりこし」については、
(1)の計算でなく、(2)が適用になると言うだけの事です。
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[余談]
事前に 八王子-長津田:400円のきっぷ(乗車券)も購入、
八王子の改札出ずとも長津田駅の改札では出られますが、
2枚目に入場記録ないので、改札脇の有人改札(駅員)の方へ。
(※添付動画の前半も参考に)
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この回答へのお礼

丁寧な解説ありがとうございました。とてもよくわかりました。

お礼日時:2022/11/22 10:21

JRの運賃は距離で決まります。



距離が長くなるほど、割安に、
そして距離の範囲が大きくなります。

例えば、1-3kmは150円
4-6kmは190円、7-10kmは200円、、、など。
で、遠くなると、、
381-400kmは6600円、401-420kmは6930円、、、と
範囲が広く(20km)なっても、同じ運賃になっていきます。

なので、
例えば、乗車駅から400kmの駅までの切符と
401kmの駅までの切符を買うとすると、
乗車駅→400km、6600円
乗車駅→401km、6930円ですが、
400km→401kmの駅は、1kmなので、150円です。

なので401kmの駅までの切符を、
乗車駅→400km+400kmの駅→401kmの駅、と分けて買うと、
6600円+150円=6750円となり、
6930円より安くなります。

これは、400kmと401kmの境目ぎりぎりだと起こる現象で、
400kmと401kmでは330円上がりますが、
遠く、範囲が広いため、値段設定も大きく上がるわけです。
そのぎりぎりになるほど、こういう逆転現象は起きます。

>通しで切符を買った方が普通は安い
そうです。基本はそうです。
ですが、いろいろ区間とか場所によって、
安く設定されていたり、ある区間が含まれると
増額運賃が設定されていたりと、とにかくややこしいんで、
そういうことは多々起きちゃうんですよ。

そういうのが、すぐわかるソフト(駅すぱあととか)を
使えば、どういう買い方をすれば一番安いか?が
わかったりします。
普通(ほとんどの人)は、めんどくさい?ので、通しで買いますけど。
分けて買うことで、途中下車ができなくなったり、
別の問題もあったりするので、必ずしも安いほうが得、、、とも
言えませんので。
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この回答へのお礼

丁寧な解説ありがとうございました。とてもよくわかりました。

お礼日時:2022/11/22 10:21

運賃計算における距離区分と, 特定区間における運賃の設定との 2つが影響する.



前者については, JR の本州 3社では「200 km を超えて 220 km 以下」という距離区分に対し (その中間の距離である) 210 km という距離を使って運賃を計算する. なので, 201 km という距離を 200 km + 1 km に分けることができるとすると, 計算上は
210 km から 190 km + 1 km
になるので安くなる.

後者についていうと, 特定の区間については他社と競合するため特別な (ふつうに距離から求めるよりも安い) 運賃を設定している. そのため, この「特定の区間」がからむときには途中で区切った方が安くなることもある.
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この回答へのお礼

丁寧な解説ありがとうございました。とてもよくわかりました。

お礼日時:2022/11/22 10:21

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