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もしも人間に防衛機制がなかったら、ストレスを感じた際にどのような反応を起こすのですか。

A 回答 (2件)

個人的には心理学のいう防衛機制という概念は怪しい理論だと思っておりますが、体の異常・変調を無意識レベルのセンサーが感知し、それを無意識レベルでは正常化できなかったとしましょう。



例えば、それが痛みとなって意識され、対処するのに意識レベルの力を借りるということになります。
意識は視覚を使ったり、手の触覚を使うなどして、痛む場所の状態を確認し、小さな傷があったら絆創膏を貼り、筋肉が腫れていたらシップを貼り、ナイフが刺さっていたら救急車を呼ぶ。そういった無意識ではできない対処をするわけです。

ストレスも同じことです。例えば、精神的な圧力で胃の神経に過負荷がかかって炎症が起き、無意識が自動的に異常の場所の負荷を減らすホルモンを分泌しますが、それでも収まらない場合は胃の炎症が悪化して、脳の意識を刺激して胃が痛んでいることを知らせ、炎症を抑える服用させたり、さらに悪化して胃に穴があくようになると、体を倒れこませるような苦痛を意識に与えて、救急車を呼ばせる。

防衛機制とは、以上のようなものです。

にもかかわらず、その無意識レベルの防衛機制がない、あるいは無意識レベルの防衛機制が働いても、それを意識に伝えることができないとしたら、体の異常や変調を、意識が感知できないということになります。

そうすると、痛みもストレスも意識では感じないということになります。

つまり、背中にナイフが刺さっていても、胃に穴が空いていても、気が付かずに歩き回ったりするなど、普通に行動するということになります。

現実に無痛症の人がおられますが、本人は勿論、周囲の人が注意していないと大変なことになります。

これが本来の防衛機制です。

心理学でいう防衛機制とは、以上のような医学的・生物学的な免疫反応に、解明が進んでいない感情反応を重ね合わせたものですから、かなり怪しい理論だと思いますが、ストレス反応に関しては同じ構造をもっていることは間違いないと思います。

つまり、ストレス反応とは、体に異常が起こって無意識の防衛機制が働くので、意識でもストレスがストレスとして認知されるということです。
ですから、防衛機制がなければ、ストレスがあっても、意識はストレスを感じないということになります。

単に鈍感であるためにストレスを感じないこともあり得ますが、ストレスがあってもストレスを感じられなければ、ストレスを放置することになりますので、危険な状態にあると考えられます。
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この回答へのお礼

詳しく解説してくださりありがとうございます。

お礼日時:2022/12/02 13:18

子供のように泣いたり叫んだりする



鬱にはならないでしょうね
鬱は人間の防衛本能です
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2022/12/02 13:19

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