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相鉄線って、どうして既存区間のロングレール化がなかなか行われないのですか?

質問者からの補足コメント

  • 山手線ですらロングレールになっているので、出来ない話ではないと思います。

    No.1の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2022/12/21 20:58
  • 小田急や西武は、実際にロングレール化して、道床に防音ゴムを敷いて効果をあげていますし。

      補足日時:2022/12/21 21:08

A 回答 (2件)

こんばんは、No.1です。



>山手線ですらロングレールになっているので、出来ない話ではないと思います。

ワタシは「不可能」だとは解説していませんよ。
誤解されているようなので、もう一度No.1をちゃんと読み返して下さい。

相鉄本線でもロングレール推進は出来ますが、

▪️道床を交換するなど一大事業であり、時間と予算が必要です。
▪️山手線と比べて通過本数が違う(相鉄本線の方が少ない)。
▪️列車の速度低い。

優先順位の問題であり、線路の付け替え(高架化や地下化、新線)などのキッカケがないと進め難いですよねと申しているだけです。
他にもお金を掛ける事項は山ほどありますから。
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こんばんは。



曲線が多いから。
....というのが、最終的な回答になります。

でも、
これじゃ分からないと思うので、少し解説します。

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ロングレールにすると、継目が減り振動とそれに伴う騒音が減らせるのですが、レールは鋼で出来ていますから温度によって伸縮します。

どのくらい伸縮するかというと、長さ1mとして、温度1℃の変化で、0.0114mm伸び縮みします。レールが通常長さ25mですから、温度1℃でこの25倍、約0.29mm。
少し前で定番だった1,500mのロングレールですと、0.0114×1500×55≒940mm=94cm

94cmと聞くと驚きますが、実際は、

▪️繋いだレール同士で押し合ったり引き合っている関係なので、実際はここまでずれる事はない。
▪️中央部は伸縮しないように、枕木・道床などでがっちり固めている。

伸びようとするエネルギー、引き合おうとするエネルギー、全て道床や枕木(そして、その締結金具)で、そのエネルギーを吸収しているのですが、曲線だと更に負荷が掛かります。
また、レールは長いと“しなる”モノですが、それでも限界があります。

▪️道床などを厚くする(バラストを盛る)、
▪️締結金具を強固にする、
▪️枕木を重い強固なものに変える、

相鉄本線でもこれらやれば、ロングレールにする事が出来ますが、
ちょっと待ってください。

横浜~海老名で、何本枕木が使われていますか?
カーブばかりじゃないですか?

なかなか急には出来ないハナシなのは、ご理解頂ける話だと思います。

また、ロングレールは曲線に沿うように予め曲げると、力学的に耐えられる温度に限界があります。
途中にトンネルがあれば、温度変化が少なくて済むので導入しやすくなるのですが、途中、そんなトンネルが多数ありますか?
ありませんよね。

だから、天王町~星川とか、いずみ野線とか、最近整備された区間はロングレールになっているのですが、他の区間ではなかなか導入しにくい。

カーブが多いですし、道床を厚くするのは大変で10年スパンの大事業。
枕木など、数えるのも難儀する程使われていますから、おいそれとは出来ませんよね。

そして、それほど高速度で走っていませんよね。
いつも流して走っている印象ですよね。

考えていないわけでは無いのですが、時間が掛かるハナシですし、急を要する訳でもない。

だからなのですよ。
この回答への補足あり
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