家・車以外で、人生で一番奮発した買い物

第二次大戦中にアメリカがソ連にレンドリース援助した理由がずっと分からないんですが、もしかすると、ソ連をドイツに対抗させると同時に、ソ連に最初から日本をけん制してほしい意図もあったんでしょうか?ドイツとソ連が共倒れになったら、ソ連領土に日本が侵出するかもしれませんもんね?

A 回答 (3件)

英米は、独立戦争で戦ったとはいえ、民族的には兄弟関係にあり、経済の結びつきは大きかった。


ゆえに、第二次世界大戦中の序盤でドイツに苦戦していた英国に大規模な軍事援助を行っていた。

そうこうするうちに、バトルオブブリテンに敗北したドイツは、かねてから狙っていたソ連の資源を狙って独ソ戦を始めた。

それは経済的依存度の高かった英米双方にとって、大いに問題だった。ナチスドイツがソ連の地下資源を手に入れれば、大幅な軍備増強と継戦能力拡大が可能となり、戦争の行く末がみえなくなるからだ。反英米的だった資源のない日本にもソ連の資源が回れば、ドイツの弱点だった海軍力も補われることになる。

だから、米国にとっては、ソ連に肩入れし、ソ連の継戦能力を伸ばすことは英国を助けるためにも、日本を牽制するためにも重要なことだった。

米国が日本をどの程度脅威に思っていたのかはよく分からない。
いよいよとなれば戦争も辞さないぞと恫喝すれば、折れてくると考えていた節もある。日本が切れて参戦してくれば、米国は余裕で勝利できると思っていたことだけは間違いない。

英米の思惑と違って、緒戦の日本は東南アジアの英米等の東南アジアの植民地を瞬く間に占領してしまったが、英米から多大な援助を受けたソ連がドイツを押し戻しつつあったので、米国の対日戦略は2年先を見据えた圧倒的な大海軍力を整備するという王者の大戦略で余裕の勝利に邁進することが可能となった。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

大変詳しく教えていただき、みなさん、ありがとうございました!

お礼日時:2022/12/26 10:05

ソ連を支援して、ドイツを損耗させ、ドイツ軍を東部戦線に釘付けにしておけば英米が楽だからです。


スターリンは支援を歓迎はしたものの、英米は独ソの戦争を高みの見物を決め込んで、両方が疲弊した時に漁夫の利を得ようと企んでいると疑っていました。
    • good
    • 0

簡単なことです。

戦前のアメリカ政府中枢部には、ソ連の息のかかった共産主義者が大勢潜伏していたからです。アメリカの視点にとらわれてはいけない。ソ連の視点で、アメリカ政府をどう動かすのがソ連の利益になるかという視点でみてください。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!


おすすめ情報