
このような実験があります。二匹の猿に同じ作業をさせます。その時一方のサルにはキュウリの欠片を、もう一方のサルにはブドウを与えます。これを何度か繰り返しているとキュウリしかもらえないサルはもらったキュウリを投げ捨て床を叩いて「俺にもブドウをよこせ!」と怒るのです。この実験から分かるのはサルは不平等であることを感覚的に知っており、不平等であることは正しくないことも知っているのです。そうであればサルもすでに平等、不平等は分かっているし善悪も分かっていると言えるのではないでしょうか。皆さんどう思いますか?
A 回答 (21件中1~10件)
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No.22
- 回答日時:
不平等に扱われた事に対して怒っているのはそれが間違っているからではなくて同じ実験に参加している仲間な猿より下に見られるのが不利になるから怒っているのです
正誤の判断に基づいているかに付いては上下関係が明らかな仲間例えばボス猿と一緒に同じ実験をした上で同じように途中から報酬に違いをつけたらこの猿は同じような反応をするか?そのその結果しだいでしょうね
No.21
- 回答日時:
集団社会を形成する生物種にとって集団内の順位は最重要事項。
何故なら有利・不利が順位に応じるからですそれを踏まえれば今回実験に参加した2頭の猿は同程度の順位らしい
なので同じ仕事=タスクをして同じ物(キュウリ)が与えられているうちは問題なかった
それが仕事=タスクが変わらないのにそれぞれが違う物(ぶどうとキュウリ)を与えられているようになって問題が勃発
与えている報酬と順位は本来リンクすることから同じ事を変わらずしているにも関わらず与えられた報酬が変わった事でそれぞれが有利な立場・不利な立場に置かれる=順位の上下が発生
不利な立場=低い順位と位置づけられたと感じた猿はそれを打破するためにも同じ報酬を要求したと言うことです
ですから善悪に関わることでありません
生き死に関わる事です
だから不平等だと怒った。怒るのはそれが正しくないから。何故なら自分の生き死にに関わるから。子供が赤信号を渡ろうとすれば親は怒る。何故ならばそれは正しくないから、正しくないことは生き死にに関わるから怒るのです。
No.18
- 回答日時:
平等とか不平等って
けっこう複雑な概念だと思います。
サルの場合は嫉妬とか優劣みたいな
生きるために必要な本能的な感覚じゃないでしょうか。
善悪もこれをしたら痛いとかおいしいとかで、
餌を食べ散らかしてはいけないみたいなのは
教えないとできないことのような気がします。
というわけで、サルは平等不平等善悪までは
わかっていないというのが正解と思います。
それに比して人間の思考力は、
数字で表すと10桁以上分の差がある気がしますが、
勉強も運動も考えもせずに生きようとすると、
限りなくサルっぽくもなるのかもしれません。
No.17
- 回答日時:
質問の実験内容
世界のアイデアを共有するカンフェレンス『TED』にて、動物行動学者で霊長類を対象とした社会的行動に関する実験の数々を行っている、フランス・ドゥ・ヴァール博士が講義した内容がとても興味深かった。博士は2匹のオマキザルに協力してもらい、こんな実験を行ったという。
それが下記
2匹のオマキザルは同じグループで育ち、お互いを知っている。隣同士のケージにいれられたサルは、ゲージの中に入れた石を差し出すという簡単なタスクでご褒美がもらえる。最初はタスクをこなした直後、両方にキュウリを与えた。2匹ともとても満足そうに同じタスクを25回もこなした。
その後不公平な環境を作り出すため、同じタスクを行っても1匹にはキュウリ、1匹にはブドウを与え続けた。するとキュウリをもらった方のオマキザルはあからさまに不機嫌となる。その怒りは態度に現れ・・・

ヴァール博士によると、今回はオマキザルだが、似たような事例は犬や鳥やチンパンジーなどでもあるという。
オマキザルは2匹ともキュウリで満足していたのだ。ところが、一方だけがブドウをもらっていると分かった瞬間に変化が生じる。
「隣のあいつはブドウをもらった。なら俺も次はもらえるはずだ。」そして自分の番になって石を差し出し、手にキュウリをあげたところ・・・
おっとキュウリを投げた!

キュウリを口に入れ「これはブドウじゃない。さっきと同じキュウリじゃないか!」と言わんばかりにキュウリを投げ返し、床を叩いた。
もう一度繰り返してみると、今度は自分が渡す石に問題がないか壁にあてて調べているようだ。そして石を差し出した。ところがまたもらったのはキュウリである。
バンバン!
ふざけんな!断固抗議する!

上記から言える事
それは同じタスクをすると同じ報酬が得られるという経験によって
同じタスクをすれば同じ物が貰えると言う権利意識を持った
ところが同じ物がもらえくなった事から上記の権利を侵害されたのでキュウリしかもらえない猿が猛抗議したと言うことです
それはつまり実験に参加した猿に
「同一労働同一賃金」という概念が芽生えたと言うことです
この実験で平等・不平等の感覚があることは確認されたがこれで善悪の感覚があると確認はされてませんね
コメントありがとうございます。
>この実験で平等・不平等の感覚があることは確認されたがこれで善悪の感覚があると確認はされてませんね<
ですから怒ると言う事はそれが正しくないと思うから怒るのです。怒ると言う事はもうすでに善悪の感覚はあると言う事です。なぜ平等・不平等という高等な概念が分かっているのに善悪の概念が分かっていないと思うのですか。
No.16
- 回答日時:
何をもって平等を知っているとするのかによるでしょう。
「俺にもブドウを食わせろ!」という感情はあるでしょう。
しかし、ブドウを得た猿が「他の猿にも分け与えるべきだ。」と考えた訳ではないのでしょう。ここまで理解することを要求するなら、平等を知っているとは言えません。
ところで、犯罪横行のボッタクリンピックで税金にたかった統一自民党、電通、博報堂、パソナのような連中もいますから、猿以下の理解しかないクズもいますね。
No.14
- 回答日時:
ボス猿が存在してるとするなら
ボスの裁定がすべてであって
キュウリを投げつけるってのは
キュウリを与える人間を
ボスだと思ってないだけの証拠じゃないかなぁ~
平等とか不平等ってより
従うべきか?
従わないで文句を言うべきか?
てな事例なんじゃないのかなぁ~
No.13
- 回答日時:
お礼拝見しました。
正しくないことについて怒る、とは限らないと思います。罪を犯したり違反をしたりした者が逮捕されて逆上したり、正しいことをしてる者を偽善者扱いしてみたり。
また、子供たちが悪いことをしただけでは私は怒りません。それよりもなぜそんなことをしてしまったか、その背景の方が気になります。
コメントありがとうございます。
自分の子供が他人の子供に障害を与えれば起こるでしょう? 悪いと思う事には怒るのです。それは本能的なものなのです。理性で制御していても心の中では怒っているのですよ。
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