No.19ベストアンサー
- 回答日時:
お久しぶりのryumuです。
繊維化形成機構についてある先生と議論してきました。
そこで、少々私の考えを修正します。
・・・もう、ここ誰も見てないかも・・・
一般に、繊維化形成反応では、
・αヘリックス -> βシート(繊維化)
・ランダムコイル -> αヘリックス -> βシート(繊維化)
の過程が観測されています。
以前私は、αヘリックスから、βシートになるには、一度分子内水素結合を切断する必要があるので、αヘリックス -> βシートの過程で、一度ランダムコイルを経由するだろう・・・と述べたことがどこかでありました。
ここで、修正します。ランダムコイルではなく、非常に分子の揺らぎが大きいαヘリックス(like)な状態と・・・
というのも、βシートで他分子と会合するには、分子同士が接近し、かつ分子間水素結合を形成し易い環境である必要があるということを指摘されたからです・・・いや、いたって当たり前・・・
完全なαヘリックスだと、βシートに転換されにくいそうなので、やはり分子内水素結合を切断する要素が(分子揺らぎ?)が必要だろうというところは、意見が一致しました。
で、私のプリオン会合の説ですが、
αヘリックス分子内の水素結合
>NH・・・OC<
において、”ある適切な”分子の揺らぎがHの解離(トンネル効果?)を促進し、
>N-・・・+HOC<
という、一時的な荷電状態の変化が、周囲の分子との相互作用を変化させ(溶媒も関与するかも)、
>N-・・・+HOC<
>COH+・・・-N< (他の分子)
というように他分子が、近い環境にあったとき、
>N- +HOC<
: :
>COH+ -N< (他の分子)
という相互作用の変化、およびプロトン移動で、
>NH OC<
: :
>CO HN< (他の分子)
・・・分子間水素結合の出来上がり・・・
こんな単純じゃ、ね~~か・・・(爆)
ありがとうございます!!
自分で質問しておきながら、ほったらかしにしてしまい申し訳ありませんです・・・。
まだまだ勉強不足の身なので、とても納得の行く説明だと納得してしまっているのですが、コメントされているように、単純な事ではないのでしょうか。
新しく、プリオン関係の質問がされているようなのでここを締め切りたいと思います。長い間、皆さんありがとうございました!!
No.18
- 回答日時:
MiJunです。
以下の参考URLサイトは充実しているようです。
「連続講座 人獣共通感染症」
未だ内容を見ていないのでこれから・・・・。
ご参考まで。
参考URL:http://wwwsoc.nacsis.ac.jp/jsvs/prion.html
No.17
- 回答日時:
MiJunです。
今日の毎日新聞で「狂牛病」の記事があります。
その中で、
・一部(?)のプリンオンで腸リンパ節などを経由して中枢系に移るらしい。
・詳細経路は不明!
とのことです。
⇒Original Paperはどこに・・・・?
ryumuさん、
>もっと時間があれば、ゆっくりと議論ができるのでしょうが・・・そろそろ学会シーズンなので・・・
学会が終わりましたら、01516jさんにも申し訳ないので以前から考えておりますように、別途質問を起こそうかと・・・。
No.16
- 回答日時:
010516jさん、補足読んでなかったです。
すみません<(_ _)>>この異常型のプリオンは外部からの進入という事なのでしょうか?それとも正常型プリオンが突然変化して起こるのでしょうか?
ここが、不明なところなんですが、今問題となっているのは外部からの進入のほうですね。
少なくとも、一分子でも異常プリオンが体内に入ると、危険だと思います。
しかし、ホントの最初はどうやって起こったのかは分かっていないでしょう。
>これによって、脳がスポンジ状になってしまう、ということなのでしょうか?
これについては私は分子レベルの話が専門で、細胞レベルの話はよく分かりませんが、βシートの蓄積によって、細胞に栄養が行き渡らなくなってしまうのでは?
専門の方の回答をお願いします^^;
一度異常型になると、熱にも酵素にもかなり耐性があるようです。果たして飼料にするときの熱処理で壊れるとは思えませんが・・・(もちろん消毒液で消えるものではありません。安定な分子なんですから、分子を完全に壊すような処理をしないといけません)。
MiJunさんや、rei00さんのご紹介のURLは、とても参考になりますね。
今回の事件・・・もし本当に狂牛病だったら、いろいろ問題がでてきそうです・・・
rei00さん、お久しぶりです。
>あ,ryumu さんまで本腰を入れてきた。やっぱりクラブだ!(本業の方も順調のようですね)
いや、本業はそれほど・・・(笑)
もっと時間があれば、ゆっくりと議論ができるのでしょうが・・・そろそろ学会シーズンなので・・・
No.15
- 回答日時:
rei00 です。
> rei00さん、参考URL直接飛ばないようですね?
失礼いたしました。薬学会のペ-ジからリンクがあるのを知っていたもので,そこから辿ってしまいました。下に訂正しておきますので,こちらでどうぞ(厚生労働省,1番目;農林水産省,2番目)。
ついでに,「農林水産省生産局畜産部」のペ-ジ(↓3番目)もあげておきます。当然ながら,ここにある情報は「農林水産省」と同じです。
参考URL:http://www.mhlw.go.jp/, http://www.maff.go.jp/, http://www.lin.go.jp/maff/maff.htm
No.14
- 回答日時:
MiJunです。
>rei00さん、参考URL直接飛ばないようですね?
(私も以前良くやりましたが・・・)
農水のサイトはチェックしてませんでしたが、結構コンパクトに纏まっているようですね。
参考URL:http://www.mhlw.go.jp/topics/0103/tp0308-1.html, http://www.maff.go.jp/soshiki/seisan/eisei/bse/b …
No.13
- 回答日時:
rei00 です。
ryumu さん
> ちょっといろいろ忙しく、調べる時間がないので
> また改めて回答します・・・
あ,ryumu さんまで本腰を入れてきた。やっぱりクラブだ!(本業の方も順調のようですね)
> で、昨日テレビで特集をしていたそうですね、狂牛病。
> 発病が発見されてからの対応では遅いかもしれません・・・
一応見ていましたが,チビ共の相手をしながらなので・・・。ただ,次の点だけは印象に残りました。
数年前,英国で狂牛病が見付かった時点で,英国からの肉骨粉の輸入はストップしたそうですが,当時まだ発生していなかったドイツやイタリアからは輸入し続けていたそうです。
今年になって,ドイツやイタリアにも狂牛病に感染した牛のいる事がわかったとか。これらは,英国からの肉骨粉を飼料として使用していたものだったそうです。
つまり,英国の牛の肉骨粉を餌にしてドイツやイタリアの牛が感染し,気付かずにそれらを飼料としていた日本の牛が感染したかも(まだ,狂牛病と断定されたわけではありませんので,感染したかもです)という事のようです。もし,件の牛が狂牛病であれば,「発病が発見されてからの対応では遅い」が現実になってしまった様な気がします。
010516j さん
> プリオンがヒトの疾患に関わっていると考えられる
> 証拠はあるのでしょうか?
誰も触れられないようですので,「厚生労働省ホームページ」(↓1番目)を紹介しておきます。「狂牛病等に関する厚生労働省の対応状況について」に Q&A の形で狂牛病の説明があり,「(2)狂牛病と新変異型クロイツフェルト・ヤコブ病との関係について」に若干の説明があります。株のタイピング結果,異常プリオンタンパクの糖鎖パターン,牛のプリオン遺伝子を導入したマウスでの脳内病変解析,などに基づいての推定のようです。
ちなみに,「農林水産省」(↓2番目)には,「狂牛病関係プレスリリース BSE関係Q&A」の「狂牛病関連情報」や「BSE関係Q&A」に情報があります。
参考URL:http://www.pharm.or.jp/link/index.html, http://www.pharm.or.jp/link/index.html
No.12
- 回答日時:
MiJunです。
>昨日テレビで特集をしていたそうですね、狂牛病。
今でもイギリスでは、発病者が出ているとのこと・・・
こんなことを言ってはなんですが、発病が発見されてからの対応では遅いかもしれません・・・
NHKで特集で放映されていましたが、早い時間からウトウトしながら・・・?
国内の対応(農水省・千葉県等)を見ていると、HIVあるいはそれ以上になるかもしれませんね・・・?
HIVよりも潜伏期間は長い(?)ので発症するのに時間が掛かるでしょうが・・・?
以下の参考URLサイトは参考になりますでしょうか?
「狂牛病」
このページは最近更新されているようです?
ご参考まで。
参考URL:http://naoru.com/kyougyuu.htm
No.11
- 回答日時:
お久しぶりのRYUMUです。
ちょっといろいろ忙しく、調べる時間がないのでまた改めて回答します・・・
で、昨日テレビで特集をしていたそうですね、狂牛病。
今でもイギリスでは、発病者が出ているとのこと・・・
こんなことを言ってはなんですが、発病が発見されてからの対応では遅いかもしれません・・・
回答ありがとうございます。
>こんなことを言ってはなんですが、発病が発見されてからの対応では遅いかもしれません・・・
同感です。発病するころには原因を確かめる事が難しくなってしまうことと思います。知らず知らずに病原体を摂取しているかも知れない事を考えると恐ろしくなってしまいます。
No.10
- 回答日時:
MiJunです。
rei00さん、
>ご免なさい。
いえいえ。気にはなっていたのですが、他のことで忙しいものですから・・・(笑!)?
rei00さん紹介の成書の中で2番目のを除いて読んだ記憶がありますが、PNEに比較すれば詳しくなかったように記憶してますが・・・???
さらに、rei00さんの紹介の成書に加えて、
=====================================
プリオンとプリオン病/立石潤/共立出版/1998.11
=====================================
これは未読なので、図書館で探してみようかと思ってます。
>プリオンがヒトの疾患に関わっていると考えられる証拠はあるのでしょうか?
臨床試験は不可能でしょうから、間接的な証拠(?)かもしれませんが、
・クールー病
・新型CJD
の発症及びその脳の剖検所見から示されているのではないでしょうか・・・?
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