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酸素還元反応でないものを選ぶ式について、添付のH2の酸化数ですが、2H2Oのときはなぜ0ではなく+1になるのですか?
また、Cl2は単体だから酸化数は0ということですか?
Clが-1になる理由も教えてください

「酸化還元反応」の質問画像

A 回答 (2件)

酸化数は、


①単体は0
②化合物は、Hは+1、Oは-2、NaとKは+1、Clは-1
で計算します。

単体というのは、元素が1種類のものです。
化合物は、2種類以上の元素でできているものです。

(例)Cl2は塩素1種類なので単体。単体だから①を使う。Cl2のClの酸化数は0。
(例)H2OはHとOの2種類でできているので化合物。化合物だから②を使う。H2OのHの酸化数は+1。
(例)KClはKとClの2種類でできているので化合物。化合物だから②を使う。KClのClの酸化数は-1。

質問の回答、、、H2とH2Oはそれぞれ単体と化合物なので、Hの酸化数がそれぞれ0と+1になります。
Cl2が単体だから酸化数が0、はその通りです。
化合物中のClが-1なのは覚えてください。

単体と化合物を区別しましょう!!!!!!!!!!!!!!


共有結合や電気陰性度の知識があれば、たとえば次のページが参考になります↓
https://kimika.net/r5sankasuu.html
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>添付のH2の酸化数ですが、2H2Oのときはなぜ0ではなく+1になるのですか?


酸化数は「ある原子1つ」についてのステータスです。「H2の酸化数」は表現として間違っています。「H2O中のH原子の酸化数」と言うべきです。
この参考書(?)もきちんと理解していない人が書いているか、編集者のミスで、アンダーラインがHにのみあるべきところを2にまで引いてしまっています。

H2O中のH原子の酸化数は、「(ふつうの)化合物中ではH原子の酸化数は+1と考える」という、酸化数の決定方法のうちごくごく基本レベルの話です。

>Cl2は単体だから酸化数は0ということですか?
「Cl2は単体だから酸化数は0」も非常に良くない表現です。
「Cl2は単体だから、Cl2中のCl原子の酸化数は0」と言うべきです。
ここも、「単体中の各原子の酸化数は0とする」という酸化数の決め方の基本に従っているだけです。

>Clが-1になる理由も教えてください
Cl原子は4カ所に出てきていますが、
2カ所のCl2中のCl原子では無く、KCl中のCl原子、およびHCl中のCl原子のことですね。
KCl中のCl原子の酸化数も、酸化数の決め方の基本から簡単に導けます。
「単原子イオンの酸化数はその価数に符号をつけたものに等しい」
塩化カリウムKClは明らかにイオン結合性化合物であり、K^+とCl^-が1:1で結びついてできています。
Cl^-中のCl原子の酸化数ですから先述の決め方から-1と分かります。

HCl中のCl原子の酸化数は、「化合物中の各原子の酸化数の合計は0」から導けます。
最初に示したとおり、ふつうの化合物ではH原子の酸化数は+1です。
ここで、HCl中のCl原子の酸化数をxとおくと、酸化数の合計が0であることから、(+1)+x=0 が言えるため、x=-1と求まります。

さて、どうして非常に読みにくい角度が90°もずれた画像で投稿なさったのですか?
回答者はこれを読むのに首をゴキッと右に90°曲げないとまともに読むことができません。
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