プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

1970年代の事件や経済情勢で打撃を受けたのはどんな職種ですか?

A 回答 (3件)

銭湯です。

高度成長期に入ったことで、公団住宅などの風呂付集合住宅が盛んに作られ、自宅に風呂がある家庭が増えました。それまでは、風呂は銭湯で入るのが普通だったのが、大きく変わりました。

個人営業小売店です。70年代の頃から、ディスカウント大規模小売業、(代表的な企業はダイエーです) の商業形態店舗が全国展開してきました。食品から日用品まで、全て売っていて、しかも定価よりも割り引いて売っている店舗です。
そのことで、たまに高級品を買い行く百貨店とは棲み分けが上手くできたのです。
この大規模小売業店舗の出現は、それまで自宅近くの小売店や市場で日常の食品などの買い物は済ませていた消費者の行動を大きく変えることになりました。

貸本屋です。その頃の子供たちは、学校の図書館には置いていない、漫画本を読むのに、貸本屋で漫画本を借りて読むのが普通でした。
そこに、連載の漫画が週刊で発行される漫画週刊誌が発行されました。
(少年サンデーが代表的です)
単行本の漫画と異なり、読者の人気次第、競合他誌との売上次第で連載延長が決まるかどうかでしたので、たびたび学校の教育現場で問題になるほど、子どもにとっては刺激的な内容も多かったために人気がありました。
子どもは親に小遣いをねだり、週刊漫画誌を買い、買えた者が友達の間で回し読みするのが当たり前になり、貸本屋に行くことは減りました。
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この回答へのお礼

ありがとう

本当にありがとうございます!凄くお詳しいですね。

お礼日時:2023/06/02 07:29

オイルショックですね。



あれで、石油を大量消費する重厚長大
産業が落ち目になり
半導体などの軽薄短所産業が躍進しました。


以下、WIKより。


重厚長大(じゅうこうちょうだい)とは、重化学工業等の産業を
意味する語、また、それら産業の特質を指す経済用語である。

これらの産業が重く・厚く・長く・大きな製品を扱うことに由来する。
具体的には鉄鋼業・セメント・非鉄金属・造船・化学工業や、
これに関連する装置産業が分類され、
IT産業は含まれない。

反対語は「軽薄短小」(けいはくたんしょう)。

この言葉が生まれたのは、石油危機に起因する高度経済成長の
終焉期である。

1980年頃から産業構造のソフト化やサービス化の流れが広がり、
重厚長大産業は精彩を欠くと共に、
それら産業はアジアの発展途上国に譲り、
エレクトロニクス、ソフトウェアなどの軽薄短小産業
(ハイテク産業)へのシフトが求められるとされた。
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1970年代は技術革新・投資拡大・若年労働者の確保がうまく絡み合い、花の高度経済成長期と呼ばれましたが、公害事件に代表される陰の部分もあります。

公害問題自体は1970年代以前からも存在していましたが、四大公害(水俣病・新潟水俣病・イタイイタイ病・四日市ぜんそく)と呼ばれる産業公害が日本各地で発生したことで、日本中の注目をあつめ住民から迅速かつ厳しい対応が求められ、結果経営に大きな打撃を受けました。

公害の中で大気汚染、水質汚染、土壌汚染、騒音、地盤沈下に関わる公害問題に直結する企業は、化学産業・石油産業・ガス業界・自動車製造業・製鉄業・電力業etcと思います。しかしこれら産業が全て意識が低かったわけではなく、家庭からの排出や小規模工場からの排出も大きな問題でした。

また、高度経済成長期には日米の為替レートが日本側に有利に働く円高で輸出が好調になり、安価で良質の日本製品が米国産業を圧迫するようになりました。この結果、繊維や自動車といった日本の代表産業が米国から輸入規制される前に自主規制した結果、かなりの経済打撃を受けました。
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