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共振回路は、周波数によってインピーダンスが変わりますが、周波数が変えられる送信機や、受信機のアンテナインピーダンスが50オームという場合、どの周波数を指しているのですか?

質問者からの補足コメント

  • アンテナ線もそうですが、受信機の場合アンテナのインピーダンスも入力回路のインピーダンスと整合させることで最大の電力をアンテナから受信機に送り込むことができます。送信機の場合も終段からアンテナ側を見て全てインピーダンスがそろっていることで反射がなく効率良く電力をアンテナに送り込むことができます。そこでこの質問になりました。

    No.1の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2023/06/02 12:24

A 回答 (2件)

出力10W程度の無線機では終段トランジスタの負荷抵抗は5Ω程度です。

これを整合回路を通して50Ωのアンテナに送ります。一般に整合回路はLCの共振回路で構成しますが、正しく 5Ω:50Ω で機能するのは設計値、つまり使用している周波数だけです。例えばアマチュア無線の144MHzの無線機では144MHz前後だけです。周波数が変わればLCの値を微調整して適した状態にします。しかしトランジスタは回路インピーダンスが低いので共振Qが低く無調整で使える範囲はかなり広いです。144MHz機では±10MHzぐらいは無調整で大丈夫でしょう。
真空管はインピーダンスが高いだけに帯域が狭く周波数が少し変わっただけで微調整が必要です。

近時の状況はよく知らないのですが、アマチュア無線のHFの送信機は広帯域回路になっているはずです。2MHz程度から30MHz程度まで共振回路なしで動作しています。アンテナとの整合はトランスですね。フェライトのトロイダルコアに1次と2次のコイルを巻いたものです。これに高調波除去のバンドパスフィルター(BPF)を組み合わせた回路になっているはずです。BPFは7MHz用とか14MHz用、21MHz用など使用するバンドの数だけあってリレーで切替ています。
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この回答へのお礼

なるほど。ありがとうございます。

お礼日時:2023/06/05 22:53

それって、アンテナ線の特性インピーダンスじゃないでしょうか。


75Ωの3C2Vなどではなく、50Ωの3D2Vなどを使えと言う意味だと思います。
この回答への補足あり
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