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情けは人のためならずということわざがありますね。間違って使われるようになってしまったこと、本当の意味も知っています。ですが、ためなら『ず』と否定形になっているのになぜためになるという意味に解釈することができるんですか?これでは間違って使われても無理ないと思うのですが・・・。

A 回答 (7件)

質問のうち「ためになるという意味に解釈することができる」とあるのは、勘違いでしょう。


この格言の意味は「情けは他人の為のものではない(自分の為のものである)」です。

現代の若い人は文語文に親しむことがないため、「ならず」を「成らず」、つまり動詞の「成る」の打ち消しと受け取ったことにより誤解が生まれました。
悪いことに、たまたま「為(ため)」という言葉に続くため、「為」(に)「成らない」、つまり「ためにならない」のように見えてしまうのです。
文語文法を学んだ人なら、「断定の助動詞『なり』」というものをご存じでしょう。
「Aなり」=「Aである」、「Bならず」=「Bではない」ですね。
「ひと(他人)の為【ならず】」は「ひと(他人)の為【ではない】」、つまり「自分の為である」ということです。
「為になる」とも「為にならない」とも、いっさい言われていないのです。「~である」「~ではない」の話なのです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!確かに、高校時代は古典が大の苦手でした。それに、この「為」の意味も勘違いしていたとは。ご指摘ありがとうございました。

お礼日時:2005/04/25 20:57

「ならず」の解釈がやや違うのだと思います。


「人のためにならない」と言っているのではなく「人のためになす(する)のではない」ということでしょうか。
ちょっと否定形が正しくないような気もしますね。
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この回答へのお礼

否定している位置が違った(勘違いしていた)のですね。ありがとうございます!

お礼日時:2005/04/24 19:02

「ならず」の解釈がやや違うのだと思います。


「人のためにならない」と言っているのではなく「人のためになす(する)のではない」ということでしょうか。
ちょっと否定形が正しくないような気もしますね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!間違って解釈してしまうのは、やはり時代と共に言葉遣いが変わっていくからかもしれませんね。

お礼日時:2005/05/05 17:47

「人のため」ではないという意味。


「ためになる」を否定しているのでなない。

ひとのためでない=じぶんのため。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!これからは情けをかけられるよう心がけたいです(笑)。

お礼日時:2005/04/24 18:59

「情けは人のためならず、めぐりめぐって己がため」という、上の句と下の句があって、初めて漢詩になっているのが、百人一首のように、上句のみで、口語体で、使われるようになり、誤解を生じることになったのでしょうね。



で、不成=ならず  で、レ点で、否定文で、正しいですよ。つまり、下句を今は、言わないから、勘違いするのでしょう。

百人一首も読み手は、下句は、発しないですからね。
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この回答へのお礼

なるほど~まだ言葉が続いていたわけですね。非常に納得のいく、参考になる回答ありがとうございます!

お礼日時:2005/04/24 18:57

否定でいいと思いますよ。


「情けをかけるのは他人のためにではない(→自分のため)」
ですからね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!これからは情けをかけられるよう心がけます(笑)。

お礼日時:2005/04/24 18:54

他人にかける情けとは、実は他人の為にするのではない。


いつかそれが、自分に返ってくるから、自分の為にするのですよ。

という考えだから、打消しなのです。
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この回答へのお礼

なるほど!そういうことだったんですね。どうもありがとうございます!!

お礼日時:2005/04/24 18:50

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