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植物の葉っぱは緑色が定番です。
ところが中には、赤い葉っぱがあります。
葉っぱが緑なのは葉緑素があるためだと聞いています。
赤い葉っぱでも光合成はできるのでしょうか?

またある植物は、新緑の季節だけ赤で、その後みどりになるものがあります。
これはなにか意味があるのでしょうか?
よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

芽吹いたばかりの葉は,完全な状態ではありません。

そんな状態でクロロフィルが光を受けると,毒性の強い活性酸素をつくり出します。光酸化といいますが,活性酸素の作用で葉の細胞が破壊されてしまいます。「葉焼け」とも言いますね。

クロロフィルは,青色で光合成を最も活発に行います。この青の光をクロロフィルから遮ってしまえば,活性酸素生成の生成は抑えられます。アントシアニンは青色の光をよく吸収してクロロフィルの働き抑制し,光酸化からの障害を避けていると考えられています。

秋に紅葉しますモミジ等は,芽吹く時期にも紅葉するものが多いですが,これらの植物は強い光で元々光酸化障害を起こしやすく,本来は少し日陰を好む植物です。また,シソ等の赤い葉にも同じような原因でクロロフィルの暴走を防ぐ目的もあると思われています。

時間がないのでこの辺で…
参考URLの芽吹きの色の項を参考にしてください。

参考URL:http://nosaku.hp.infoseek.co.jp/st_forest.html#m …
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これまでの回答にもあったように、光合成を行っているのは葉緑素の働きです。

では、その葉緑素には緑色しかないのでしょうか。いいえ違います。葉緑素の色素としては左記の回答のとおり、さまざまな色素があります。一般的にはクロロフィルが有名ですが、カロテンやキサントフィルなどもかななり高い数値で検出できます。高校の生物などでは、ペーパークロマトグラフィーという方法を使ってこの色素の分離を行ったりもします。それぞれの光合成効率は植物によって異なりますが、さまざまな色素をもつことで、さまざまな色の光を使っての光合成画可能となりますから、植物にとってはエネルギー効率を上げる戦略といえないこともないですね。葉の変色については、先のご回答の葉焼けの部分がとてもよい解説をいただいていると思います。
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赤い葉と葉緑素の関係は分かりませんが、新芽の時期に赤い葉は、やわらかい新芽を紫外線から守るための物質を出しており、その物質の色素が赤なのだそうです。

いわゆる春紅葉ですね。葉が固く丈夫になってくると、その物質もなくなってくるので色も緑に戻ります。
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下記のURLを参照してみてください。



参考URL:http://www.toshinao.com/vague/physics/momiji.html
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自分は、なんの知識もにないのですが、多分、葉緑体の色素よりも、葉っぱ自体が持っている赤色の色素のほうが多くて、緑を隠しているんじゃないでしょうか?これは自分の推理ですので、ちゃんとした人の回答を参考にしてください。

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