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この文章なんですけど、なぜ都市部への人口集中と中間所得層の成長が定価制度導入につながるのでしょうか?
また、定価制度で客層がのびるのはなぜでしょうか?

「第二次産業革命の時のアメリカの百貨店」の質問画像

A 回答 (1件)

固定価格制でない時代には、買い物の時に値切る交渉が行われていて、お馴染みの常連客や子供には少し安くしてやる一方で、見知らぬ客には高く売りつけるなど客を見て売り手が価格を変えていたので、客によって販売価格が異なっていたわけです。

一人一人の客を相手に値切り交渉を行ったり価格を変えるのは時間がかかるので非効率ですし、当然、不公平が生じます。個人商店レベルの小規模な店なら、それでも良いのですが、大勢の客を相手にする百貨店では、全員と値切り交渉をしていたら時間がかかりすぎて機会損失が生じてしまいます。

都市部に人口が集中すれば潜在的顧客数も多くなります。しかも、値切り交渉をやるのは貧乏な人が多いのに対して、ホワイトカラー層は収入も高いので、わざわざ値切るのに時間をかけなくても、すぐに買いたいという人が多くなります。値切れなくても文句を言わない中間層が都市部の百貨店の中心的な顧客になるのです。ですから、都市部への人口集中と中間所得層の成長が起これば、客によって値段を変えたり値切り交渉をするというようなことをせずに、定価制度を導入した方が効率的かつ公平に多くの人たちに商品を販売することができるようになるのです。定価が決まっていれば常連客だろうと新規の客だろうと同じ値段なので、ぼったくられる心配もないので安心して購入することができるため、客も増えるのですす。
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この回答へのお礼

とても分かりやすかったです!ありがとうございます!

お礼日時:2023/10/02 23:29

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