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生活保護の人は、医療費が無料ですよね。

毎日ご飯を食べて、贅沢はできないけれど、打ち切りにならない限り支給され続けますよね。
一方、ワーキングプアで、その支給額よりもっと低い収入で生活している方もいます。おそらく、そういう方は、病院に行くのを控えたりもするのではないかと考えます。

生活保護の人が税金の免除をされているのは分かるのですが、医療費が無料なのはどうしてか分かりません。

病気で働けない人が多い=病気の人が多い=医療費がたくさんかかる
だから無料にして、きちんと治療を受けられるようにという制度なのでしょうか?

また、小額の負担もないというのは、やはり最低限の生活を守るためには、負担させるべきではないからですか?

よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

医療費は、個人差が大きく、慢性疾患を除けば月ごとの変動も大きいため、毎月金銭で支給される定例の保護費の積算からは除外されており、医療が必要なときにだけ、事前に福祉事務所の承認を受けた範囲の医療だけを、現物で給付するという制度になっています。



「現物で給付する」というのは、「本人に金銭を給付して、本人が医療機関に支払う」代わりに、「本人には金銭は給付せず、福祉事務所が医療機関に直接支払う」ということです。

「どういう病気で、どの医療機関に、何日間受診してもいい」というように、受診する医療機関や受診期間などについて、福祉事務所の承認が必要です。

なお、本人負担は、必ずしも無料とは限らず、窓口負担が発生する場合もあります。

生活保護は、「基準最低生活費と収入の差額分を給付する」という制度ですし、長期入院患者の場合、医療費を除いた基準最低生活費が著しく減額になるので、この減額になった、「医療費を除いた基準最低生活費」を超える年金収入などがある場合、その超えた額分が、医療費の本人窓口負担額となります。
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この回答へのお礼

>「どういう病気で、どの医療機関に、何日間受診してもいい」というように、受診する医療機関や受診期間などについて、福祉事務所の承認が必要です。
なお、本人負担は、必ずしも無料とは限らず、窓口負担が発生する場合もあります。

そうなんですね!

勉強不足の質問をしてしまい、お恥ずかしいです。

教えていただき、ありがとうございました。

お礼日時:2012/08/14 21:57

生活保護は最低限ですから、医療費を無料にしないと


医者にかかれないからです。

これは建前です。
生活保護が最低限などではないことは、皆が知っています。
年金や最低賃金よりも多いのですから、これは生活保護
ではなく、贅沢保護です。

だから、医療費をただにする必要はないのです。

医療費がただであるため、安い薬を使わないで、高い薬を
使うことを要求する人がいる、という報道がなされていました。
ひどいのは、ただで大量の薬をせしめ、それを転売して
儲けるひともいるということです。
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この回答へのお礼

>ひどいのは、ただで大量の薬をせしめ、それを転売して
儲けるひともいるということです。

そういうことができるって考えると、
この仕組みは少しおかしいという気がします・・・

回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/08/14 21:55

施設#2の回答は的確だと思われますが、若干追加します。



 巨額だと指摘される生活保護費の半分は医療扶助の分です。実はその大半は入院費で、認知症など精神疾患が多いのが特徴です。生活保護の目的は社会復帰を支援することにありますが、高齢で認知症の場合は、退院のめどが立たないのが現実です。

 本来であれば、医療扶助は医療保険でカバーするべきだという意見があります。生活保護受給者については、保険料と自己負担分を扶助対象にすれば現在と変わりません。現に、介護保険はこうなっているはずです。

 医療扶助を保険事業に移せば、病院側の過剰診療や入院期間の不合理な延長など監視ができ、医療費のムダがなくなるという意見です。

 その是非はともかく、グループホーム、特養、デイサービスなど社会福祉施設で対応するのが適切な認知症患者が、長期にわたって入院を強いられる受け入れ施設の貧しさが課題ではないでしょうか。
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この回答へのお礼

>その是非はともかく、グループホーム、特養、デイサービスなど社会福祉施設で対応するのが適切な認知症患者が、長期にわたって入院を強いられる受け入れ施設の貧しさが課題ではないでしょうか

そういう課題もあるのですね。
勉強になりました。

受け入れ施設を作るのも、簡単に「作ればいい」では終わらないんですよね、きっと。

難しいです。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/08/14 21:52

そもそも、生活保護で支給されているお金は


"生活をするうえで必要最低限の金額"とされています。
現実にはそうでなくても、法律上はそのようになっています。
つまり、余るはずが無いのです。

医療費は飲食費などとは違い、全ての受給者に関わる費用ではありませんし
個人個人の病状によって、発生する費用に大きな差が生まれます。
それゆえ、生活保護費に最初から組み込まれておりません。
必要になっても、お金が余っていないので無料・・・という論理になります。
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この回答へのお礼

>それゆえ、生活保護費に最初から組み込まれておりません。
必要になっても、お金が余っていないので無料・・・という論理になります。

そういう理論なんですね。
それでは確かに、無料にしておかないと治療を受けられないですもんね。

理解できました。

ありがとうございました。

お礼日時:2012/08/13 22:42

表だっての理由は、生存権については国が保証しているものですので、医療を受けることは基本的人権の一部なのだと思います。


ただ、無料で医療に書かれるとなると指摘されているように、モラルハザードが起る可能性もあります。

これは私見ですが、裏の理由としては医療業界の利権が関わっているんじゃないでしょうかね。
ワーキングプアが医療にかかれないのに、不公平な感じがしますがこれは制度の問題なので仕方がありません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

>ワーキングプアが医療にかかれないのに、不公平な感じがしますがこれは制度の問題なので仕方がありません。

そういうものなんですね。

今回の質問のそもそもは、友達から、子どもの医療費が無料という話を聞いたことからです。
その友達の市では、子どもは医療費も薬代もかからないそうです(生活保護は関係なく、一般に)。
だから、今日はプールがお休みだし病院でも行こうか、と病院によく行くそうで。診察後におもちゃがもらえる病院もあるそうです。

予防は大事だし、健康第一だと思うので、私も子どもがいたら気軽に診察を受けさせたいです。

それは権利だし、ありがたい制度だと思いました。

でも、自分が病院にかかった時に、保険証を使って負担が少ないはずなのにそこそこの金額を払ったので、無料で受けられる人の医療費は誰からどこから出てくるんだろうって思うようになりました。

無料で気軽に病院にかかれるのはいいけど、どこの誰のお金なんだろうって違和感があったんです。

でも、みんなに公平な制度を作るのは難しいのかな。

分かりやすい回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/08/13 22:39

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