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日本の銀行の金利は0.001%と極めて低いです。
しかし、オルカンなど株式市場に長期投資すれば確実に5%近い利回りが得られるようです。年金や基金、保険会社などもそんな感じで運用しているようです。
銀行も年金並みに長期間解約不可で極めて利回りの高い金融商品を売り出しても良い気がするのですがなぜしないのでしょうか?もちろん、従来の普通預金やいつでも解約できる定期預金は必須ですが、こういった金融商品を加えても良い気がするのです。特に、長期での元本保証は魅力的に思うのです。
また、日本の30年物国債金利は1.8%程度です。なぜ、この商品が売れるのでしょうか?こんなものを買うよりもオルカンなど株式を買ったほうが遥かに良くないでしょうか?
銀行はなぜこんなにも利回りの低い商品で運用しているのですか?

A 回答 (3件)

ALMの観点からも預金を長期の運用に回し過ぎるのはリスクがありますね。

アメリカのシリコンバレーバンク破綻も長期運用の含み損が信頼低下につながったのが原因です。満期まで待てば含み損は関係ないといくら叫んでも聞いてもらえず破綻しました。
銀行と比べて長期運用が基本の生命保険会社であれば、仰るような運用を増やしやすいかもしれませんね。
いずれにしても、今までの常識にとらわれず通貨分散、時間分散を取り入れることはぜひ考えて欲しいです。日本の年金運用(GPIF)ですら2000年以降、年約4%程度の結果を出している訳ですから。
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。

例えば顧客から30年定期預金(原則解約不可・解約時は時価で大幅に元本割れあり)で、今の金利であれば年利3%でも顧客は集まると思うわけです。年金基金の運用が年利5.2%、差額2.2%を銀行の利益にできるというイメージです。この場合、この資金は信用創造には一切使わず銀行はそのまま運用する感じです。差額から万が一利回りを下回ったときの保険をかけるようなイメージです。
このような金融商品が販売されても良いような気がするのではできないのでしょうか?

あと、質問に5%程度が取れると書いたのですが、統計学的にはかなり嘘だった気がしています。https://media.rakuten-sec.net/articles/-/41676個の質問をした後にこちらの記事を見つけて読むと、サンプル数が極めて少なく、将来5%の金利が取れるかどうかは丁半博打である気がしてきました。

お礼日時:2023/10/22 13:24

日本人の預金率は世界一で、一方で先進国で最も給与の上昇率が悪く、GDPで中国に抜かれて大差がついています。


預金は停滞資産で市場流通性が悪化し、それがインフレ成長を阻み、ともに給与の上昇を抑え、経済停滞を進めているという考えもと基に、金利引き下げ、投資に資金を回し、景気刺激策とするのが日本の金融緩和ということです。
世界的に見ても低すぎる金利ですが、NISAの拡充や日本株の取り巻く環境がとてもよく、リターン率が高いことで、日本市場に世界の注目が集まっています。
預金全額が保証されれば良いですが、日本の預金保全は1000万円と付加金利のみで、万が一、預金率が上昇して景気が悪くなった時、保全されない資金がどれだけになるかは、バブル崩壊の経験から試算されています。
銀行は他人の資産を借りて運用益を上げる企業ですから、リスクを最大限に抑えて投資先を配分します。
また、銀行は自己資本比率を上げることで議決権を高めることが規制されており、活発な還元を促す側面から、一般よりも行員の給料が高く、株主への配当も慢性的に高めですよね。
それは、利ザヤ収入を積極的に社員や株主に分配するからです。
ただし、人のお金であるがゆえに、利益が出ないとリストラが最も早いのも銀行ですね。
銀行は常にリスク回避と資金流通を考えて、預かった金を投融資に回すのが仕事で、どこに回すと最適で安全かを検討しているのです。
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。

今の日本の預金率はかなり低いらしいです。預金好きな国民性でしたが今はアメリカ人にも負けてるようです。

私が考えるた金融商品ですが、顧客から30年定期預金(原則解約不可・解約時は時価で大幅に元本割れあり)で、今の金利であれば年利3%でも顧客は集まると思うわけです。年金基金の運用が年利5.2%、差額2.2%を銀行の利益にできるというイメージです。この場合、この資金は信用創造には一切使わず銀行はそのまま運用する感じです。差額から万が一利回りを下回ったときの保険をかけるようなイメージです。
このような金融商品が販売されても良いような気がするのではできないのでしょうか?
ちなみに、大昔には100年定期預金なるものもあったようです。
あと、預金は停滞資産ですか?銀行はそれを担保にして信用創造で膨らませて、個人では出資できないような案件にも事業へ貸し出しますのでむしろ企業を育てていませんか?

あと、質問に5%程度が取れると書いたのですが、統計学的にはかなり嘘だった気がしています。https://media.rakuten-sec.net/articles/-/41676個の質問をした後にこちらの記事を見つけて読むと、サンプル数が極めて少なく、将来5%の金利が取れるかどうかは丁半博打である気がしてきました。

お礼日時:2023/10/22 13:29

銀行とそれ以外のビジネスの大きな違いは、銀行は信用創造の場であって理論上いくらでも金が発行できるから。

そもそも彼らの資産はだだの証拠金のようなものだからです。客が預けたお金をそのままにしてるわけではないからです。

具体的な仕組みは複雑なので全てを説明できませんが、そもそもが証拠金なのでその資金を元本割れリスクが高いものにいれれば相場変動によって元本割れした瞬間に銀行システムは信用を失い取り付け騒ぎになります。そのようなリスクを取ることを国が許して儲けさせるわけがありません。

例えば、単に国債で運用するだけでも金利高で米国の銀行が破綻したように、運用リスク管理というのは簡単ではありません。また、単純に言っても実際に動かす帳簿上の資本が膨大なため単純にそれを株式市場で簡単に捌けるほどの流動性はないのです。

以上が基本的には国債を右から左に流して運用してる理由ですが、もっとも金融機関の一部の自己資産は国債以外の債権などで運用したりはしてます。元からJリートなどは地銀の運用先としては結構入ってましたし、全く運用してないわけではありません。

銀行のビジネスモデルが、あくまで他人から預かった金を運用し利益を出すビジネスではなくて、国の金融インフラを担うためにレバレッジを効かせることが許された特権で、その資金を回してシステムを維持しながら手数料で稼ぐのが前提だからです。

ちなみに保険屋も年金機構も当然規制はありますから、好き勝手リスク運用ができるわけではありません。
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。
もちろん、信用創造や企業への貸付は重要ですがそれはそれとして重要です。一方、銀行は一般の企業であり、顧客から預かった資金を、保険屋や年金機構に近い運用はできないのでしょうか?
保険屋や年金機構を見ると平均年利5%くらいで運用しています。一方で銀行は0.2%と資金効率がちょっとどころではなく極端に悪すぎるように見えるのです。定期預金の金利は約0%です。
例えば顧客から30年定期預金(原則解約不可・解約時は時価で大幅に元本割れあり)で、今の金利であれば年利3%でも顧客は集まると思うわけです。年金基金の運用が年利5.2%、差額2.2%を銀行の利益にできるというイメージです。この場合、この資金は信用創造には一切使わず銀行はそのまま運用する感じです。差額から万が一利回りを下回ったときの保険をかけるようなイメージです。
このような金融商品が販売されても良いような気がするのではできないのでしょうか?

お礼日時:2023/10/22 05:50

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