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ミクロ経済学についてです。
公害を発生するある財に対する需要曲線は Q = 100 − p (P : 価格,Q: 需要量) である.この 財を生産するための限界費用が 10 であり,競争的に供給されている.またこの財が需要され ることで,10Q だけの費用に対応する公害が発生する(つまり,公害による限界費用は 10 で ある).
この問題で供給曲線の求め方がわかりません。

A 回答 (2件)

>10Q だけの費用に対応する公害が発生する(つまり,公害による限界費用は 10 で ある).という文があるのですが、( )を見ると意味は分かるのですが、その前の10Qだけの費用に対応する公害が発生するという意味がよくわからないのですが、説明できたら説明をお願いしたいです



たとえば、この財を生産する産業・企業は川上にあって財を生産する過程で汚水をたれながしているとする。川下にある別の企業・産業は川の水を使用する業種なので、汚水を取り除くための浄水費用として10Qかかるとする。すると、川上の産業・企業の財生産の社会的限界費用は10ではなく、汚水浄化の限界費用10を加えた10+10=20になる、ということです。
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この回答へのお礼

なるほど!
汚水を取り除くための総費用が10Qなので、1単位増えるごとに10ずつ増えるので、汚水浄化の限界費用(負の外部性)が10ということですか!
ありがとうございます!

お礼日時:2023/11/09 09:38

この問題は供給曲線を求めよ、という問題ではないでしょう!このときこのときの市場供給量・取引量はいくらになるか、社会的に最適な供給量(公害を考慮した社会的に望ましい供給量)はいくらになるか、というものではないのでは?


私的な供給曲線はつねに
価格=限界費用
で定まるので
P=10
となる。したがって、市場需要曲線
Q=100-p
と連立させて
Q=100 - 10 = 90
がこの市場で供給される当該財の均衡供給量だ。しかし、公害排出を考慮した社会的限界費用は10+10の20なので、これを考慮した社会的に望ましいこの財の生産量は
Q=100 - (10+10)=80
によって与えられる。上の結果と比べると、公害を考慮しない市場供給量は過大に供給されていることがわかるでしょう。なお、供給曲線P=10とは価格Pを縦に、供給量Qを横軸にとったとき、縦軸の10のところから水平に引いた直線であらわされる。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!
なるほどです!限界費用が今回どの数量においても10なので私的な供給曲線はp=10なんですね!1つ疑問なんですが、

10Q だけの費用に対応する公害が発生する(つまり,公害による限界費用は 10 で ある).という文があるのですが、( )を見ると意味は分かるのですが、その前の10Qだけの費用に対応する公害が発生するという意味がよくわからないのですが、説明できたら説明をお願いしたいですm(_ _)m

お礼日時:2023/11/09 08:34

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