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ある財Xの市場需要関数が、市場価格PにつきP=aーbXで与えられ、市場供給関数は、
私的限界費用に基づきp=cxで与えられているとする。また、この財の生産から負の外部
性が発生しており、限界外部費用を含めた社会的限界費用は、生産量Xにつきd+cXで与え
られるとする。ここでdは汚染被害者が被る限界外部費用である。なお、abcdは正の定数
で、a>dである。
問1 私的限界費用曲線に基づいて市場均衡生産が生じているとする。「コースの定理」によると、汚染被害者は生産者と消費者に対してどのような交渉を行うことで、汚染を減少することができるか。

コースの定理自体は理解できていますがどのようにして解くのでしょうか?
ご教授お願いします。

A 回答 (2件)

回答No1にはあなたから反応がないが、理解できている?回答1のXo、X*はD曲線やPMC,SMC曲線が問題で与えられているので、解を定数のa,b,c,d等で表すことができるのはむろんです。

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まず、需要曲線D、供給曲線(私的限界費用曲線)PMC、社会的限界費用曲線SMCを正確に描きなさい。

D曲線とPMC曲線の交点で定まる市場均衡取引量Xo、D曲線とSMC曲線との交点で定まる社会的最適取引量をX*としよう。すると、X*< Xoであることを確認し、Xの供給者の供給量をXoからX*に減らすと、利潤(生産者余剰)はd(Xo-X*)/2だけ失うのに対し、汚染被害者の余剰はd(Xo-X*)だけ増えることを確かめなさい。よって、この二つの間にある値β、d(Xo-X*)/2<β<d(Xo-X*)を生産量Xの削減によって利益を得る汚染被害者からXの削減によって損をするXの供給者に支払えば、Xの生産者が社会的最適供給量X*を生産することで両者とも利益を得る。βが具体的にいくらになるかは両者の交渉によって定まる。
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