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高知県東洋町甲浦地区はテレビ放送が地デジ化される前、アナログ時代は甲浦テレビ共同聴視施設組合があり、加入すれば関西の放送が視聴できました。
しかし地デジ化時に個別にアンテナの設置が必要となり、かつ高知県内(民放3波)の放送しか視聴できなくなっています。隣の海陽町(徳島県)は共同聴視にて関西の放送(朝日系、テレ東系など)が視聴可能です。
なぜ共同聴視施設組合を無くしたのでしょうか。個別にアンテナ設置の負担が生じ、なおかつ視聴チャンネル減について町民から不満が出なかったのでしょうか。
ご教授よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

「共同聴視施設組合」は、おそらく、テレビ受信が出来ない狭い地区の「再送信施設」と思われます。


関西のテレビが見える場合は、「区域外再送信」と言って場合によっては総務省の放送免許が必要になることも有ります。(実際に放送免許が必要だったかは私は分かりません)

そういう施設は、新設時は何処からかの補助があったと思いますが、設備の維持は会員・組合員の会費でしていたはずです。


ところで、地アナ(アナログテレビ波)は、東日本大震災の2011年3月直後の7月に、完全に停波しました。

地アナ(アナログテレビ波)から、地デジに変更するには、テレビ波の周期数帯がVHS帯からUHF帯へ変更となりますから、「共同聴視施設組合」のアンテナの変更工事が必要です。
また、「共同聴視施設組合」は、アナログ機器からデジタル機器に取り替えが必要です。

それらの、アンテナ工事の取り換え、デジタル機器の取り換えが必要だし、また、「共同聴視施設組合」から各家庭への配線工事も老朽化で張替えが必要となったのでしょう。


ここからは私の推測です。

テレビ局の地デジ用のサテライト中継局が増えて地デジアンテナを設置すれば、「共同聴視施設組合」と違って会費が必要なくなり脱退が多くなったのでしょう。
「共同聴視施設組合」から各家庭への配線工事・電柱工事も老朽化で、張替え・電柱工事が高額になったのでしょう。
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます。
東洋町甲浦地区はほとんどの世帯が共同聴視施設組合に加入していて、1000世帯くらいの大規模施設だったと思います。老朽対策としても行政が出資したケーブルテレビに切り替える事例はよく聞きましたが、1000世帯が個別に新規でアンテナの設置を強いられ、なおかつ視聴できるチャンネルが減るという話はあまり聞きません。

お礼日時:2023/12/08 19:34

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