プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

【電話線の盗聴防止クワッド線】電話線は漏話を防ぐためにお互いをねじったクワッド線用いるそうですが、なぜ電話線をより線にしてねじると盗聴されなくなるのですか?どういう仕組みですか?

A 回答 (4件)

盗聴じゃなくてクロストーク防止ですよね。


平行線で線間容量・誘導が一定値だとクロストーク信号のSNが高くなるから。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

みんなありがとうございます

お礼日時:2023/12/15 12:09

電話線は1回線あたり2芯1対のペアケーブルです。


MDFと各フロアのIDFとの間は数回線〜数十回線を束ねた多芯ケーブルを使います。
1回線に4芯(クワッド線)を使うことは通常ありません。
古い建物内で細い芯線を使っていたり、電磁的ノイズの多い場所で、2回線分4本を使う場合があると聞いたことはあります。


いずれにしても、複数の電線を平行に並べると電磁誘導で混線(クロストーク)が起きるおそれがあるので、1対毎に撚り合わせた撚り対線(ツイステッドペアケーブル)を使います。

クロストークを漏話とも言いますが、電気的には雑音(ノイズ)であって、盗聴できるようなものではありません。xDSLのデジタル信号は通信エラーが起きます。
 ↓
混線(Wikipedia)… 図参照
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%BC%8F%E8%A9%B1


LANケーブルは8芯線を2本ずつ撚り合わせています。
 ↓
https://xtech.nikkei.com/it/atcl/column/17/03070 …
    • good
    • 0

えっとですね、電気工学の話になるのでちょっと我慢してくださいね。


電流が電線を流れると磁界が電線を中心に右ねじのように外側に発生します。もし平行に違う電線が配線されていたとして、その磁界の影響で平行する電線に影響し信号が漏れてしまいます。これが昔の電話でよくあった「漏話」です。これを解消するためにねじって配線するのです。
右手の親指を立ててほかの指を曲げてグットのサインを作ってみてください。親指が電流の方向、ほかの指が磁界の方向です。この隣に電線があったとします、すると磁界の影響でその電線にも電流が発生します。これを電磁誘導といいます。しかしその電線が反対側にあった場合、磁界の方向は逆向きになり電流は反対方向に流れます。つまりねじって電線を併設するのはこうやって電流の向きを打ち消しあって漏話を防いでいるのです。LANのケーブルがねじれているのもそういう理由です。
    • good
    • 0

近接漏話が起こりやすいからでしょうね。

    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

このQ&Aを見た人はこんなQ&Aも見ています


このQ&Aを見た人がよく見るQ&A