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- 回答日時:
枯葉剤のような化学兵器を除けば、わざわざ環境破壊物質を意図的に創り出してきたわけではありません。
とても便利で有益だと開発してきた化学物質がずっと後になって環境や健康に悪いと分かってきているんです。なので、これから判明する環境破壊物質が何になるかは分かりません。分かっていれば、世に出しませんよ。
アスベストの次…というのは適切ではありません。アスイベストよりももっと最近の環境破壊物質は幾つもありますよ。
たとえば、いま騒がれているのはPFAS(ピーファスと呼ぶ)です。有機フッ素化合物で、自然界では分解されず、海や土壌に(人体にも)堆積することでものすごく長期間残存し続けますので、永遠の化学物質とも言われています。
PFASは身近なところにあり、衣服や靴の撥水加工剤、泡消火剤、炊飯器やフライパンのフッ素加工剤、ピザ・ハンバーガーの包装箱剤、スキー板に使用するワックスなど、数限りなくあります。
地域(たとえば米軍基地周辺)によっては水道水にも多く含まれ、体内に蓄積されると発がん性や甲状腺異常等を引き起こす可能性が報告されています。
いままで何気なく使ってきた身近な化学物質が、やがて環境や健康に大変にヤバイものであることが、ずっと先になって判明するものが多いんです。
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