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マリファナって数年前はTHCとCBDだけだったのに、最近は細分化されて色々なアルファベットが出てきたのはなんでですか?

A 回答 (1件)

平成2年(1990年)に国際条約「向精神薬に関する条約」を批准したのに合わせて関連法令が改正され、大量の物質が指定されています。


その後も新たな危険ドラッグなどが出るたびに随時更新されています。

●麻薬及び向精神薬取締法
(昭和28年法律第14号、最新改正: 令和5年法律第84号)
https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=328AC00 …
別表第一 麻薬       74種類+政令で指定
別表第二 麻薬原料植物    3種類+政令で指定
別表第三 向精神薬     10種類+政令で指定
別表第四 麻薬向精神薬原料  8種類+政令で指定

●麻薬、麻薬原料植物、向精神薬及び麻薬向精神薬原料を指定する政令
(平成2年政令第238号、最新改正: 令和5年政令第267号)
https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=402CO00 …
第一条 麻薬       157種類
第二条 麻薬原料植物     2種類
第三条 向精神薬      78種類
第四条 麻薬向精神薬原料  17種類

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ちなみに、大麻成分「テトラヒドロカンナビノール(THC)」に関する物質だけでも6種類あります。厳密な物質名を指定するとこうなるのでしょう。

政令第一条

66 6a・7・8・9―テトラヒドロ―6・6・9―トリメチル―3―ペンチル―6H―ジベンゾ〔b・d〕ピラン―1―オール(別名デルタ10テトラヒドロカンナビノール)及びその塩類

67 6a・7・8・10a―テトラヒドロ―6・6・9―トリメチル―3―ペンチル―6H―ジベンゾ〔b・d〕ピラン―1―オール(別名デルタ9テトラヒドロカンナビノール)(分解反応以外の化学反応(大麻取締法第1条に規定する大麻草(次号において単に「大麻草」という。)及びその製品に含有されている6a・7・8・10a―テトラヒドロ―6・6・9―トリメチル―3―ペンチル―6H―ジベンゾ〔b・d〕ピラン―1―オールを精製するために必要なものを除く。)を起こさせることにより得られるものに限る。)及びその塩類

68 6a・7・10・10a―テトラヒドロ―6・6・9―トリメチル―3―ペンチル―6H―ジベンゾ〔b・d〕ピラン―1―オール(別名デルタ8テトラヒドロカンナビノール)(分解反応以外の化学反応(大麻草及びその製品に含有されている6a・7・10・10a―テトラヒドロ―6・6・9―トリメチル―3―ペンチル―6H―ジベンゾ〔b・d〕ピラン―1―オールを精製するために必要なものを除く。)を起こさせることにより得られるものに限る。)及びその塩類

69 6a・9・10・10a―テトラヒドロ―6・6・9―トリメチル―3―ペンチル―6H―ジベンゾ〔b・d〕ピラン―1―オール(別名デルタ7テトラヒドロカンナビノール)及びその塩類

70 7・8・9・10―テトラヒドロ―6・6・9―トリメチル―3―ペンチル―6H―ジベンゾ〔b・d〕ピラン―1―オール(別名デルタ6a(10a)テトラヒドロカンナビノール)及びその塩類

71 8・9・10・10a―テトラヒドロ―6・6・9―トリメチル―3―ペンチル―6H―ジベンゾ〔b・d〕ピラン―1―オール(別名デルタ6a(7)テトラヒドロカンナビノール)及びその塩類

111 6a・7・8・9・10・10a―ヘキサヒドロ―6・6―ジメチル―9―メチレン―3―ペンチル―6H―ジベンゾ〔b・d〕ピラン―1―オール(別名デルタ9(11)テトラヒドロカンナビノール)及びその塩類
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この回答へのお礼

がんばります

ありがとうございます。

お礼日時:2024/01/10 14:16

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