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簡単にいうと…
食品の油脂は、ほとんどが中性脂肪でできています
中性脂肪は、脂肪酸とグリセリンからできています
この脂肪酸はいくつかに分類されますが
この中の一種が、短鎖脂肪酸と呼ばれるものです
短鎖脂肪酸は、乳製品に含まれる油脂(バターなど)に多く含まれる他に
腸内細菌が作り出すものもあります
腸内の乳酸菌やビフィズス菌がオリゴ糖や食物繊維から
短鎖脂肪酸を作り出します
オリゴ糖や食物繊維は、腸内細菌のエサにあたります
※納豆菌は、短鎖脂肪酸は作りません
イヌリンは、食物繊維の一種ですので
乳酸菌が短鎖脂肪酸を作るためのエサになります
短鎖脂肪酸が体に良いとされているのは
腸内環境を整える働きがあるので
それが結果的に、いろいろな体のためになるのではないかということです
サプリや食品などで、直接口から短鎖脂肪酸を摂っても
小腸で吸収されてしまい、大腸までほとんど届きません
そのため、大腸で乳酸菌やビフィズス菌、酪酸菌などを増やすことと
エサとなる食物繊維やオリゴ糖を食べて
大腸の中で、細菌に短鎖脂肪酸をたくさん作らせる環境にしましょうということです
だからといって、乳酸菌や食物繊維が多い食事を積極的に食べたり
乳酸菌や食物繊維の入ったサプリを摂らなくても
バランスのよい食事をしていれば
結果的に、体に必要な短鎖脂肪酸は作られていると思いますので
流行りに流されず
通常の食生活でよろしいかと思います
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