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例えば画像の料亭に使うような食器は落としたらほぼ割れることが多いのに重宝されるのはなぜですか?

他にも

①陶器→ガラス同様、落としたら割れることがほとんど
②木の食器→温もりがあるが水につけっぱなしだと異臭がする
②漆の食器→日光に当てると色あせる

紙皿やプラスチックの食器だと何故か貧相に見えて料理が美味しくなくなると思うのは私だけですか?


なぜ、①~③のような壊れ易い食器は料理を美味しく見せるのか教えてもらえますか?

「なぜ良い食器は壊れやすい?」の質問画像

A 回答 (3件)

#2です。

お礼ありがとうございます。

>スピリチュアルな一面がありますが様式美はもろいのが定番でしょうか

そんなことは無いと思います。
たとえば、どんぶり物を掻っ込んで食べるときに薄くてもろい器だと気を使って美味しくないです。ラーメンを食べるときに蓮華じゃなくて細くてきれいなスプーンだと美味しく感じないでしょう。

またハンバーガーをナイフとフォークで食べてもおいしく感じません。様式美で考えても「食べ物の出自や食べ方に合った器」が存在するわけです。


>業すーで買った果物をガラスの食器に移し替えていただいております

くだものという生のある意味「儚い食べ物」をもろくて儚い器に載せることが「おいしさ」をより一層引き立たせるのだと思います。
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この回答へのお礼

懇切丁寧なご意見ありがとうございます。

私は生活を切り詰めているのでお勤め品がデフォルト
見た目だけでも豪華に見せたいので儚くもゴージャスな食器で貴族気分を味わいます

お礼日時:2024/06/20 02:36

「科学と食の融合」が進んでいないことと「様式美」だと思います。



>紙皿やプラスチックの食器だと何故か貧相に見えて料理が美味しくなくなると思うのは私だけですか?

私もそう思いますが、これは文化的な要素が大きいです。

たとえば日本ではバイキングで使うような一枚もののプレートに定食を盛って食べることはまずしません。しかし外国だと食事は1枚のプレートで完結するようなところもあります。そうなると
日本人 プレート一枚は貧相な食事で美味しそうに見えない
外国人 プレートに盛ってあるだけで美味しそうに見える
という違いが生まれます。

これは「様式美」の一つです。

またメラミンやプラスチックの食器はここ50年ぐらいで発達したものです。
50年前私は子供でしたが、当時の大人は「メラミン食器を子供に与えるのは化学物質が体に入るのでよくない」という議論をしていました。
 
いまは決着がついたのか、定食屋なんかはどんどんメラミン食器になっていますが「メラミン=安っぽい、子供用」という認識が強く《大人はちゃんとした食器を使うもの》という認識がまだまだ強いのだと思います。

その点でメラミンは落としても割れないので《大人が使うものではない》という様式美も含まれていると考えています。

>壊れ易い食器は料理を美味しく見せるのか

もう一つ「食器の洗練の歴史」という点があります。
たとえばカトラリーはシルバーが最上級という認識が西洋社会にはあります。これは銀や銀メッキが「ある種の毒で変色する」ことから、上流階級に好まれたことに由来していると言われています。

また歴史的に陶器は薄く軽く作るのが非常に難しく、中世ヨーロッパでは中国から輸入された薄くて軽くさらに真っ白な陶器を「料理を映えさせる器」として多額の費用で購入していました。これがいわゆるボーンチャイナです。

またあまり知られていませんが、日本の漆器も同様に輸出され、まるで陶器のような光沢があるのに木製という貴重な器として人気がありました。

このような「歴史的な価値観」のある器に料理を盛ることで、より一層「特別感が増す」のがおいしさに関係しているのだと思います。

ただ、日本では逆のことがおきていて、世界で最も古い土器が出土するように土器・陶器の歴史が長くあまりにもありふれていたことから、茶器において「壊れたものを金継ぎしたものが最上級」のような価値観の逆転が起きていたりします。

ほかにも根来椀と言われる黒漆を下地に赤漆を塗った元々日用品だったものが、使い込まれて赤漆がところどころ剥げ、黒色の下地が見えることを「美しい」とした価値感も生まれています。

このような形で歴史的な価値が作られていき、器としての希少性が料理と相まって「おいしく感じる」のだと思います。
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この回答へのお礼

ご丁寧にありがとうございます。
スピリチュアルな一面がありますが様式美はもろいのが定番でしょうか

私自身、業すーで買った果物をガラスの食器に移し替えていただいております

そうするとお勤め品のフルーツも料亭で食べた気分になりますよ

お礼日時:2024/06/18 01:40

形あるものはいつか壊れる これは世の常


自然の摂理
土にかえり自然に帰っていくもの。
紙やプラスチックの合成したものはそういった不便さを改善して作られたもの
だから海洋汚染や 自然に戻らないごみとして問題になっているんです
貧相に見えて美味しいと思わないのはあなたの視覚や思い込みだと思います
お重も容器もプラスチックです
「なぜ良い食器は壊れやすい?」の回答画像1
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この回答へのお礼

わかりやすい例えありがとうございます。
参考にさせていただきます。

お礼日時:2024/06/18 01:38

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