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No.3
- 回答日時:
一言で言うと、Josquinさんの回答が非常に的を射ています。
せっかくなので私はもう少しわかりやすく補足しましょう。
水酸化アルミニウムが塩基性酸化物として酸に溶けるのは、例えば
Al(OH)3 + 3H+ → Al3+ + 3H2O
という反応からわかります。Alは電子を渡しているので塩基として働いています。
この性質は多くの金属元素の酸性酸化物が持つ性質と同じです。
では、強塩基と反応する時どうなるのか。
Al(OH)3 + OH- → [Al(OH)4]-
このように、アルミニウムイオンが水酸化物イオンと錯イオンを形成します。
Al(OH)3はこの反応で電子を受け取っているので、酸として働いていま
す。
(電子を渡すのは塩基、もらうのは酸というのはルイスの定義です。
参考URLをご覧ください。)
つまり、このようにOH-と錯イオンを形成して酸としての役割を果たせる元素は塩基とも反応できることになります。
だから両性元素と呼ばれるわけです。
こんな感じでいかがでしょうか。
さらに知りたければ、「配位子交換反応」のキーワードで調べてみるのもよいと思います。
参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%85%B8%E3%81%A8% …
No.2
- 回答日時:
酸にとける。
塩基(アルカリ)にもとける。この両方の性質をもっている元素だから→「両性元素」。
実験していった結果がそうなのだと思いますよ。
周期表で共通点があるわけでもないし、イオン化傾向をみても共通点があるわけじゃないし・・・金属はだいたい塩基性を示すから、塩基と反応する元素が珍しくていろいろ調べていったらこの4つだけだったという感じだと思われます。
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