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授業で、アルコールに強い人、弱い人はアルデヒトや、核酸の関係で決まると聞いたのですが、生化学が分る方、説明おねがいします。

A 回答 (3件)

アルコールを分解する酵素をその人がどの酵素を持っているかで決まります。

アルコールを代謝する酵素をアルデヒドデヒドロゲナーゼといいます。これでアルデヒドを酢酸にします。この酵素には、1型と2型があります。1型はこの作用をよくしますが、2型はあまりしません。人間のDNAは両親よりひとつずつ受け継ぎ2つがあります。この受け継ぐ遺伝子が両方1型の人や両方2型の人(これを○(1または2)型のホモといいます。)や、1型ひとつと2型ひとつでふたつ(これをヘテロといいます。)の人がいます。日本人はヘテロの人が多いのであまりお酒に強くない人が多いのです。ドイツのようにたくさん飲んでも強いような人は1型のホモの人が多いのです。アルコールに強い人⇒1型ホモ、弱い人⇒ヘテロ・2型ホモ なのです。核酸とはデオキシリボ核酸で英語の頭文字をとりDNAです。核酸の関係で決まるというのはこの酵素がDNAにあるからなのです。なので核酸で決まるというよりは親からどの酵素を受け継いだかによるのです。血液型も両親から一種類ずつ受け継ぐのと同じように一つずつ受け継ぎます。
パッチテストというのを知っていますか?アルコールをだっし綿に染み込ませて腕などに貼ってそこが赤く色が変わるか調べるテストです。1型ホモの人は張った部分が全くと言っていいほど変わりません。色が変わったらヘテロ、または2型ホモの人の可能性がほとんどです。知りたければやってみてください。
ただし、アルコールに強いからと言って1型の人に無理に酒を強要はしないでください。人には好き嫌いもありますし、何事も過剰はよくありません。いくら強くても肝臓を悪くしたりします。肝臓はアルコールだけでなく様々なものを代謝しています。薬を分解したりするのも肝臓なので悪くすると、薬の効きすぎになったりするかも知れません。アルコールをよく代謝する=いくら酒を飲ませても大丈夫、ではないのです。
specialweek00(大学薬学部生)
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アルコール(エタノール)が分解されると、まずアセトアルデヒドができます。


このアルデヒドが酔いの原因です。
アルデヒドがさらに分解されると無害な酢酸になります。
アルデヒドを分解する酵素(アルデヒドデヒドロゲナーゼ)のタイプによってお酒に強いか弱いかが決まります。
このアルデヒドデヒドロゲナーゼのタイプは遺伝子の組み合わせによって決まるので核酸と関係があるということです。
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アルコールを分解する酵素を



1.持っている人
2.ほとんど持っていない人
3.ある程度持っている人
  がいるから。

そんな簡単なことじゃなくって、分解の化学式とかが必要だったら補足してください。
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