ギリギリ行けるお一人様のライン

秋から冬になると蚊がいなくなるのはなぜですか?
いない間、あいつらはどこで何してるの??
活動してた奴らは死んで卵だけ残ってる状態なんですかね?

A 回答 (4件)

この質問は結構難しくて、完全には答えられません。




まず、今生きている蚊が、冬に動けなくなるのは本当です。
昆虫は基本的には変温動物ですが、飛翔筋が良く動く最適な温度は、40度弱が多いようで、多くの昆虫で飛ぶ直前に羽は動かさずに筋肉だけを動かして体温を上げます。

水生昆虫などは、わざわざ水中を泳ぎ回ることで、筋肉を使って体温を上げる種類がいるほどです。

そのため気温が低いと、この体温を上げるコストが上がったり、昆虫の小さな体では頑張っても発熱量より奪われる体温のほうが多くなり、物理的に体温があげられなくなったりするのです。


しかし、これでは完全な答えとは言えません。

現在の蚊は動けなくなるでしょうが、動けるように進化してきてもよかったはずです。
40度弱で最適な運動能力を得る筋肉ではなく、もっと低い温度で動ける筋肉を獲得できれば、冬眠をせずに年中動けるはずです。

この質問にはそう進化しなかった理由をこたえなければなりません。
しかし、それに答えられる研究を知りません。

おそらく、低温で動く筋肉はコストが高いとか、現在の筋肉から進化するには間に壁があって乗り越えられず、冬眠をする方が簡単だったという話になるのだろうなとは思いますが、それを確かめるのは難しいですね。


実際に、ほとんどの魚や甲殻類など水中の生き物は陸生の我々よりずっと低体温で生きています。
その温度でも最適に動ける筋肉はあったはずです。
ところが陸生の我々はみな35度から40度ほどを最適体温としています。

変温動物である爬虫類も、自分で体温を生み出せないだけで、日光浴などで外部から温度をとりこんで最適な体温で生活しています。

このあたりは大きな謎だと思うのですが、それに的確に答えた研究を私は知りません。


というわけで、究極的にはわかってないのではないかなという話でした。
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この回答へのお礼

生物学では様々な論文があるんでしょうね
活動出来ない気温だから大人しくなり適した気温になると冬眠から目覚めたように我々の血を吸い出すとは何たる害虫
生態系の維持にも繋がってはいると思いますが人が肌を露出する季節にだけ活発になるなんて対人の為だけに生息してるみたいでやはり人類の天敵と言えるでしょう
冬に動けるようになっても餌にたどり着けないリスクの方が高いから現状に留まってる訳ですね
ペンギンみたいに冬は一箇所に集まってやり過ごしてるのかな〜

お礼日時:2024/10/08 22:59

秋から冬になると蚊がいなくなるのはなぜですか?


 ↑
蚊は変温動物です。

つまり、気温が低くなれば
体温も下がって
動けなくなってしまうのです。

死ぬ場合もあります。
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蚊は寒くなってくると、静かな暗い場所で越冬するそうです(⁠^⁠^⁠)

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殺虫剤メーカーが蚊の生態について書いています。


卵、冬眠、成虫など種類によって越冬の仕方が違うそうです。
https://varsan.jp/gaichu/mosquito-winter/

ネット上には実に興味深い記事が無料公開されています。
他にもあると思いますから、検索して読んでください。
スマホ持ってるのに検索して調べないのは宝の持ち腐れです。
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