餃子を食べるとき、何をつけますか?

日本列島の太平洋側に見られる尖った地形「襟裳岬」「犬吠埼」「御前崎」「室戸岬」はどのように形成されたのでしょうか?

A 回答 (2件)

地形形成の過程を想像する手掛かりは、


どのような地層が積み重なっているか、
これをよく観察することですね。
まずは中学校で勉強する、
地層の形成の知識の範囲で、
堆積岩の広がりを調べてみることでも、
なんとなくの想像が可能です。

細かいところでは、それぞれの岬の、
地層の重なりを調べていかないとわかりませんが、
ある程度共通している特徴を見てみましょう。
4つともはっきりとした海岸段丘や河岸段丘が
見られること、海食崖が見られること、
礫岩層、砂岩層、泥岩層が見られることから、
隆起と沈降を繰り返しながら堆積を繰り返し、
海や川の水のはたらきによって削られてきた地形。
そういう形成過程を持つことはうかがえますね。

あとはそれぞれの地層の積み重なり方を考えると、
関東平野特有の、生物化石を多く含む地層の、
延長戦にある犬吠埼の場合は、
浅海に堆積した泥岩層などが隆起して、
海に削られていったものがまた沈降して、
という形成過程とたどっているのだろうと考えられます。
襟裳岬や御前崎(室戸岬にもあったかな?)には、
宮崎の青島海岸にある鬼の洗濯岩によく似た、
平行線上に規則的な岩盤の並びが見られることから、
大きな地震によって、大規模な地盤の傾斜が、
起きたのではないかということも想像できます。

地層の積み重なり方にはもちろん地域差があります。
その一方で、地殻変動による地形形成には、
いくつかの共通点もあるかもしれません。
そういうことを一つ一つ調べていくと、
もっと深いところまで調べていけるのではないかと思いますよ。
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太平洋プレート、フィリピンプレートが日本列島に潜り込むとき柔らかいところが湾として凹み、岩盤が強固な所が岬です。

土佐湾、伊勢湾、駿河湾、東京湾などは皆同じ方向に湾の入り口が向いています。
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