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有意水準(両側検定)=1%を超えたときは、比較対象の平均値が2.57σを超えたという意味ですか?

質問者からの補足コメント

  • どう思う?

    逆にいえば、帰無仮説を差がない。としたきに帰無仮説が棄却され、99%偶然的な差がないという意味ですか?

    No.1の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2024/12/07 18:05

A 回答 (4件)

p値が有意水準(両側検定)である1%を「下回った」とき、検定対象のサンプルの平均値が、母平均μ±2.57σμの範囲を超えたということになります。



このσμは、母集団の標準偏差をσとすると、σμ=σ/√nです。

このとき、H0:サンプル平均μo=母平均μという帰無仮説が棄却され、「検定対象のサンプルの平均値μoは、母平均μとは差がある」という結論を得ます。

ところが、「本当は差など無く、1%の確率で生じた『偶然的な差』だった」場合もあります。だから1%を危険率と言います。

逆に、帰無仮説が棄却されない場合は、サンプルの平均μoは99%起こり得る範囲内であることは間違いありませんが、同時に「本当は異なる母集団であるにも関わらず、上記の範囲内に平均値が観察されてしまう」という「第二種の過誤」が生じている恐れもあります。

これを否定できないため、積極的に「99%起こり得る範囲内であるから差が無い・同等である」と述べることは出来ません。

「差が無い・同等である」ことを述べたい場合は、「同等性の検定」「非劣性の検定」という方法を使い、第二種の過誤の範囲外であることを言わなければなりません。
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> 99%偶然的な「差がない」という意味ですか?



違います。
検定は、たとえ帰無仮説が棄却されなくても、「平均値に差がない」とは言えず、消極的に「平均値に差があるとは言えない」と述べるしかありません。

同様の異なるサンプリングを何度も行ったときに、±2.5758σの領域が毎回動くにも関わらず、99%(例えば100回中99回は)、真の平均(真の値は動かない)を含んでおり、そのサンプルの母集団の平均は、真の平均と異なる平均を持つとは、言いたくても言えない。

ということです。

「偶然的な差」とは、本来は同じ母集団であるにも関わらず、現在行ったサンプリングが1%の危険率で「平均値は異なる」という結論を出してしまうようなことです。これを「第一種の過誤」と言います。

注意すべきは、帰無仮説が保留されたときに、本当は「平均値に差がある」にも関わらず「平均値に差がない」と言ってしまう「第二種の過誤」がありますので、積極的に「99%偶然的な『差がない』」と言うことはできません。


あと、±2.5758σです。
越えるだけでなく、下回るケースも想定しています。
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No.1 です。

「補足」について。

>逆にいえば、帰無仮説を差がない。としたきに帰無仮説が棄却され、99%偶然的な差がないという意味ですか?

「99%偶然的な差がない」という意味が分かりません。
そもそも「正規分布」を仮定しているのは「ランダムな統計的な事象」を仮定しているので「偶然」とかそんなことは考えません。

検定とは、「比較対象は母集団から採ってきたものである」と仮定したとき、その事象が「母集団の分布の中では極めて出現確率が低い(出現確率が1%以下)」ということで「統計的にはめったにない」として否定するのです。(あくまで「統計的」であって、有意水準 1% 分の不確実さ・誤判断の可能性があります)
それによって「比較対象は、母集団には属さない」「別ものである」と判定するわけです。
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>比較対象の平均値が2.57σを超えた



ランダムに起こる事象は「正規分布」するので、その分布の中で「平均値から 2.57σ 以上の外側にある」ということです。

正規分布
https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id= …

つまり「統計的には 1% 以下の極めて低い確率でしか起こり得ない」「通常起こる99%の中に入らない、極めてまれな事象」ということです。

「比較対象の事象は、母集団の分布を仮定すると極めて出現確率が低い(出現確率が1%以下)」ということです。
この回答への補足あり
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