「目(眼)のようにすべては明るい。目(眼)のようにすべては見えない。」の作者、作品、出典などを教えて

「目(眼)のようにすべては明るい。目(眼)のようにすべては見えない。」の作者、作品、出典などを教えてください。

質問者からの補足コメント

• Androさん、ほんとうにありがとうございます。
  さっそく、作品の映画と小説も確認させていただきました。
  さらに、詳しい情報も、とおっしゃってくださったので、それについても、教えていただければと思います。

    補足日時：2025/01/19 16:08

No.2 回答者： Andro 回答日時： 2025/01/19 16:53

この言葉の意味

この言葉は、博士の記憶が80分しか持たないという状況と、彼が数学を通して世界を見ていることを表しています。「目のようにすべては明るい」というのは、博士が数学の世界においては明晰な知性を持ち、純粋な喜びを感じていることを示しています。数式は彼にとって、世界を理解するための確かな手がかりであり、心の支えとなっています。

一方で「目のようにすべては見えない」というのは、博士の記憶障害によって、日常生活や人間関係において多くのものを見失っていることを示唆しています。過去の記憶や、時間の流れ、人との繋がりなど、普通の人ならば当たり前に認識しているものが、彼には見えなくなってしまっているのです。

この対比によって、博士の抱える喜びと悲しみ、そして人間の認識の不確かさが表現されていると言えるでしょう。

小説『博士の愛した数式』について

あらすじ: 記憶が80分しか持続しない数学者「博士」と、彼の家に家政婦として派遣された「私」、そして私の息子「ルート」の交流を描いた物語です。博士は記憶を失う代わりに、数学の世界に没頭することで心の平衡を保っています。ルートに数学の魅力を教えたり、日々の出来事を数式に結びつけて語ったりする博士と、彼を慕うルート、そして博士を温かく見守る「私」の、静かで温かい関係が描かれます。
テーマ: 数学の美しさ、記憶と喪失、人と人の繋がり、温かい心の交流などがテーマとして挙げられます。数学という一見難解なものが、人々の心を繋ぐ架け橋となる様子が印象的です。
受賞歴: 第1回本屋大賞を受賞するなど、多くの読者から支持を集めました。
映画『博士の愛した数式』について

監督: 小泉堯史
主な出演者: 寺尾聰（博士）、深津絵里（私）、吉岡秀隆（ルート）
内容: 小説を原作とした映画で、小説の持つ静かで温かい雰囲気を忠実に再現しています。寺尾聰さんの博士役の演技は高く評価され、多くの観客の心を打ちました。
映画の特徴: 映画では、映像を通して数学の美しさや、博士とルートの交流がより鮮明に描かれています。音楽も印象的で、物語をより一層引き立てています。
小説と映画の違い

映画は小説を忠実に再現していますが、時間の制約などから一部省略されている部分もあります。しかし、小説の持つテーマやメッセージはしっかりと受け継がれており、どちらも独立した作品として楽しむことができます。

もしご興味があれば、小説と映画の両方に触れてみて、それぞれの表現方法の違いや魅力を感じてみてください。この言葉の意味が、より深く理解できるかと思います。

この回答へのお礼

ありがとうございます。
とてもご丁寧なご説明、感謝です。
今後とも、よろしくお願い致します。

お礼日時：2025/01/19 19:11

No.1 回答者： Andro 回答日時： 2025/01/19 08:57

「目(眼)のようにすべては明るい。

目(眼)のようにすべては見えない。」という文は、以下の出典に関連しています：

作者: 小川洋子
作品: 『博士の愛した数式』
出典: この文は、2003年に発表された小川洋子の小説『博士の愛した数式』の中に出てくるものです。具体的には、作中で博士が愛した数式やその哲学的な意味を表現する一節として使われています。

この小説は、数学と人間の関係、記憶と時間について深く掘り下げた美しい作品で、多くの読者に愛されています。もしさらに詳しい情報が必要であれば、検索して提供することも可能です。

この回答へのお礼

ありがとうございます。
永年の探し物が、見つかり、多いに、
感謝です。
今後ともよろしくお願い致します。
三浦健司。

お礼日時：2025/01/19 10:12