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総合胃腸薬は、制酸剤と一緒に消化酵素や消化剤が配合されいますが、飲むタイミングによって、制酸作用と消化作用を区別できるのですか?私にはどうも信じられないのですが。

A 回答 (2件)

こんにちは。



>タイミングで~ではなくて、それぞれ働くターゲットが違うのです。

だから、制酸剤が働いてる時に消化剤がはたかないのではなく、どちらも働きます。ただ、制酸剤は、胃壁に作用して酸の分泌を抑える、消化剤は胃の中の食物に作用して消化を行うという働きがあります。

消化剤は普通、生きた細胞には作用しませんが、時として、胃の粘液分泌が極端に落ちているような時では、たんぱく質を消化する消化剤は生きた胃の細胞を傷害してしまうこともあります。このような場合は、お医者さんに行って粘膜保護剤という薬(あの緑色のどろ~っとしたやつなど)が必要になる場合ですね。

だから、素人がなんでもかんでも乱用するのはいいことじゃありません。
特に最近は、厚生省が変な医薬行政をしており、本来、医師が処方しなければ少々危ないようなものまで薬局で普通に売られているので、やたらと市販薬に頼るのは危ない場合が昔より多くなってます。

あくまで売薬は応急処置、それでだめなときは医者に行きましょう。

この回答への補足

総合胃腸薬を食後に服用した際に、食べた料理の中のビタミン類は分解しないのでしょか?
みかんの缶詰などはビタミン「0」と聞くので、何となく薬で消化するとビタミン類は0になるのでは?と心配です。

補足日時:2001/09/25 12:22
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この回答へのお礼

早々に返事を頂き、ありがとうございました。
ちょっと分からんないところがあるので教えてください。
食べ過ぎた時には、総合胃腸薬を服用した際は、制酸剤はやっぱり働いて、胃液の分泌を押さえてしまうのでしょうか?
時間のあるときでいいですので、お返事をお待ちしています。

お礼日時:2001/09/25 12:22

どうも。

また来ました。m(__)m

>ビタミン類は分解し~

そういう心配はないです。消化酵素に限らず、酵素というものは、働く相手が決まっており(難しくいうと基質特異性といいます)、例えば、たんぱく質消化酵素ではでんぷんなど炭水化物は消化できません。その逆も同じです。
自然界にビタミンを分解する酵素というのも存在しますが、お腹の中や、薬の中には存在しません。
ですからビタミンが消化剤の消化酵素で・・・という心配はありません。
もし、ビタミン0%、あるいは0mgという表示があれば、その食品には元々ビタミンが入っていない、もしくは、調理・加工の段階で壊れてしまっているということです。
(ちょっとここの所、そういう表示を見たことないのですが・・・)

>制酸剤はやっぱり働いて、胃液の分泌を押さえ~

これもちょっと違います。胃液には、消化酵素と胃酸の大きく分けて二つの分泌物が入ってます。
制酸剤は、この中の胃酸を分泌する細胞に作用して、胃酸の分泌のみを抑える、若しくは、分泌された胃酸を中和するという薬が使われます。

但し、制酸剤にもタイプがあり、消化酵素の分泌も抑えるものもあります。
大体、胃酸が出過ぎてると、消化酵素の働きが強くなり過ぎる(というより胃の細胞のダメージが大きくなり、消化酵素に耐えられなくなる)ので、消化酵素を抑える必要もある場合が多いです。
ですから、症状に応じて成分が使い分けられています。
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