現代の戦争はドローンを駆使した戦術が主流としつつある。では、従来のゲリラ相手をした非対称戦にドローン

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質問者：ニコチン
質問日時：2025/04/17 07:04
回答数：5件

現代の戦争はドローンを駆使した戦術が主流としつつある。では、従来のゲリラ相手をした非対称戦にドローン戦術は有効か否か？ゲリラは対空機関砲を装備したテクニカルや携帯式防空ミサイルシステムを使用してるとする。尚更ドローンに取っては脅威となる装備ではないのか？

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回答 (5件)

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No.4ベストアンサー

回答者： phj
回答日時：2025/04/17 09:11

＞従来のゲリラ相手をした非対称戦にドローン戦術は有効か否か？

有効です。むしろゲリラ相手こそメチャクチャ有効です。

ゲリラの戦術に対して軍隊が対応に苦慮するのは、ゲリラが小規模個別に行動し攻撃するのに対して、軍隊は最低でも一個小隊規模での戦闘が必要なことです。

小隊は30人程度、砲撃支援や無線・後方支援の人員を除いても前線で活動するのは15人程度、1ユニットは5人程度で活動することが多いです。
この辺りが軍隊の「最小単位」でこれ以下になるのは、狙撃兵や斥候などの特殊な場合だけです。

ゲリラは2人程度でも活動するので、軍隊からみれば「神出鬼没」特にジャングルや森林地帯で「さっと接近して攻撃して、すぐに消える」と軍隊では対応が非常に難しく、ベトナム戦争ではナパーム弾でジャングルをすべて焼き払い、隠れるところが無くなった状態で戦闘することを余儀なくされました。

このようなゲリラの戦術に対して、ドローンは非常に有効です。なぜならドローン自体が「神出鬼没」だからです。

現代技術なら森林地帯やジャングルなどでも移動している人間は赤外線サーチなどですぐに見つけられます。ドローンを高度100ｍなどある程度の上空に飛ばすと、地上では音を聞くことも難しく、しかしドローンはかなりの確率で敵を見つけます。見つけたらサッと降下して爆弾を落とせば敵を殲滅できます。

ドローンを飽和的に利用できる軍隊なら、ゲリラ戦をかなり優位に戦えます。

＞ゲリラは対空機関砲を装備したテクニカルや携帯式防空ミサイルシステムを使用してるとする。

対空機関砲がある場合、ドローンが位置を特定し安全な陣地からミサイル攻撃できます。兵器という大きな標的に対してミサイルは有効です。
　またドローンももう少し高度が高い場所を飛ぶ無人航空機の形態なら高度が高めでも十分な索敵能力をもちますし、対空機関砲の攻撃を受けるギリギリのところで索敵してミサイルを誘導できます。

もちろん撃ち落とされる可能性はありますが、無人機ですから金がある国家的軍隊にとっては「人命損失よりも全然安い」です。

また携帯式防空ミサイルは航空機型には役に立つでしょうが、ヘリコプター型の小型ドローンには役に立たないし、いずれにしても10機20機を同時投入する飽和攻撃には対応できません。

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No.5

回答者： ROKABAURA
回答日時：2025/04/17 09:16

ドローンは近づけばそこから短距離ミサイルなどが発射できるが　基本的に現場に近づくまでが遅い。

だから夜間に黒塗りの機体でやってくる。
これを自動追尾式レーダーを装備した機関砲や　誘導式の対空ミサイル　またはレーザーやマイクロ波で撃ち落とす。
近年は迎撃ドローンなるものも開発されていて　敵ドローンを追いかけて破壊するものもある。
これはマイクロ波発生装置で迎撃するので　安価で再利用も出来てリーズナブル。

ただ問題は　大概のゲリラは金がない。
もともと金があればミサイルなど近代兵器を備えた軍隊を作る。
ないから隠れて攻撃するゲリラ戦法を取る。
だから持たされるのは　せいぜい赤外線カメラ付き機関砲。
あってマイクロ波銃で　それ以上の兵器は基地周りだけだろう。

これだとなかなか当たらない。
近年の戦闘用ドローンは熱を見えずらくする工夫もされていて　光点が小さい。
しかもかなり遠くに向かって小さな弾を撃つわけで　簡単ではない。
マイクロ波やレーザーは距離が遠いと駄目だし　おまけに撃つと自分達の居場所が明らかになり　そこに向かって爆撃やミサイルを撃ち込まれる危険もある。
ドローン単体での攻撃であっても有効だろうが　他のミサイル部隊などの援護があれば更に効果的だろう。