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その場合、どんな影響があるでしょうか

A 回答 (2件)

ないです。


為替レートを固定するというのはすなわちその価格になるように無限買付けする(または無限売出をする)ことと同義ですが、それは市場による需給格差を為替によって補填することになりますからわりにあいません。

例えば、100円で買って1ドルで売ることで採算が取れてる市場がる場合、150円でレートを固定したら100円で買って1ドルでうって円転すれば50円何もしなくても急に儲かることになります。自由為替、自由貿易の場合このレートが不均衡ならば1ドル150円でドルを売って円を買えば儲かるし、上記の売買による円買い圧があるので市場が効率的であれば結果的に落ち着くところ1ドル100円に収束していきます。

一方で、1ドル150円に固定するということは本来50円分の利益を固定する主体(すなわち政府や中央銀行)が無限に補填することになります。市場が円買いをして価格が落ちそうになるたびに中央銀行が円を売ってドルを買うので結果的に円が無限に放出できる限りはそうなります。

米国が円の発行を無限に行うことはできないので、通常はその国の通貨を無限に発行する側でないかぎり限界はあります。しかし、どの先進国も海外取引をするために外貨準備を大量に持っているので一定の範囲であればそれを放出したり回収したりすることで一定の市場操作は可能になってしまいます。それをやってると批判されてたのが中国の人民元介入です。

結論固定相場は開かれた自由貿易為替市場が盛んな国同士では不可能で、それを維持するためのコストもかかります。為替と同時に実際の貿易関税や市場を完全に制限することをすれば不可能ではないですが、そんなことをしたら米国経済が先に破綻します。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!
わかりやすく説明してくださり助かりました。

お礼日時:2025/04/25 04:48

固定相場にある確率は0%ですので、その場合の影響というものはあり得ません。


それをやって一番困るのはアメリカです。
かつて、1ドル360円の固定相場でしたが、継続したドルの切り下げが行われてきており、アメリカへの投資が増えました。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!
プラザ合意のときとは状況が違うのでそもそも無理かもですね。

お礼日時:2025/04/25 04:47

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