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論文とは完全に信用していいものなのでしょうか?

たまにこの方のように論文を信じきってら方を見受けられますが、
https://x.com/ikkyuuneko/status/1917742886730490 …

論文というのはこの方のように完全に信じきっていいものなのでしょうか?

例えば「バナナの皮をおでこに貼るとガンが治る」という論文があったとして、
それはもう100%その通りだと信じきっていいのでしょうか?

また、自分が医者をしているとしたら、
その論文を信じて、癌患者にバナナの皮を処方してもいいのでしょうか?

質問者からの補足コメント

A 回答 (13件中1~10件)

まともなジャーナルであれば、査読が入りますので、明らかに間違っているとか、内容が疑わしい場合には掲載されません。


なので、まずはそのジャーナルの論文が信用できるかということから考える必要があります。信頼できるジャーナルの論文であれば、それ相応の根拠があるのである程度は信頼できるでしょう。
ただし、学説の常として、それが未来永劫に渡ってまで正しいとは言い切れません。内容が修正されるのもよくあることです。論文を読む人もそれを分かった上で読むのが当然です。

あなたがあげているものは、原著論文ではなく、総説です。つまり、自分の研究成果を述べているわけではなく。報告されている論文の内容をまとめたものです。そこで引用されている論文についていちいち信憑性を評価する気にはなりませんが、その総説の筆者はそれなりに信用できるものと判断しているのでしょう。
また、それをXで書いた人も、「原著論文」という言葉を使っているので、全くの素人というわけでもなさそうです。

ただし、総じて、栄養関係の文献は、実験を行っても明確な結果が出ることは少ないので、個人的に、その分野の論文はあまり信用しません。「ほんまかいな」という程度の評価にしておくのが無難でしょう。
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>論文とは完全に信用していいものなのでしょうか?



いいえ。論文に「すら」なっていないものよりは信用できますが。ここで言う論文とは、ピアレビューという、同分野の他の研究者が査読するプロセスを経て掲載許可されたものを指します。

査読付き論文とは、言ってみれば裁判の判決みたいなものです。投稿者が原告、査読者が被告側弁護士、編集者が裁判官に相当します。裁判の結果が100%正しいとは決して言えない、一審と二審で正反対の判決が出ることもありますが。でもネット上の怪情報よりは、論文になった結果は、まっとうなプロセスを経て認められた結果だとは言えます。

なお裁判には地裁、高裁、最高裁と上下関係がありますが、論文にはそのような明確な上下関係はありません。しかしながら、論文を掲載する学術誌には「格」があります。

よく名前を聞く「ネイチャー」や「サイエンス」、加えて生命科学なら「セル」、臨床医学なら「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディスン(NEJM)」あたりが、最も権威ある学術誌とされています。基本的に格の高いところほど、査読も高名な研究者に依頼している、編集者も厳しく判定している、とされています。ただ、それでも間違った結論が掲載されることはあります。

相反する内容の論文が出ているようなとき、どっちが正しいかというのは、素人には判定不能です。そもそもプロの研究者の間でも見解が分かれているのです。より説得力のある論文が出てくると、そちらが正しいと皆が思うようになります。

分野による違いもあって、生物医学系だと結果が出るまでに時間が掛かるし、ちょっとした実験条件や解析条件の差で結論が変わってしまったりします。10年かそれ以上の時間かけて、様々な研究が行われて、徐々に評価が定まっていきます。
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信じきるかどうかは個人の自由で、ただその結果どんなことがあっても著者に法的な責任を問うことはできません。



Googleの創設者は自分で書いた論文の理論をもとにシステムを組んで事業を始めたのは有名な話ですが、その片鱗を教えてくれるのが論文みたいなイメージじゃないかと思います。

つまりバナナでいうと、まさにバナナの皮みたいなものですね。
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どんな分野であっても,あるテーマの真実は一つしかない。

紙のみぞ知るわけだ。そのテーマで100編の論文が,査読も通って,きちんとした論文集に掲載されていても,99編は間違いなわけだ。もしかすると100編全部間違いなのは当たり前のことだ。あるノーベル受賞者の理論物理学の先生は,結果が全く逆の論文を二つ書いた。どちらにも瑕疵も間違いも無い。そのときに選んで投稿した論文1編を主として,ノーベル受賞をしたそうだ。我々老人には,「活字を信じるな」という名言がある。
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(補足に対しての回答)


査読についての情報がないため不明です。
一般的に、学会誌や専門誌は査読付きの論文を掲載することが多いです。
掲載誌の「投稿規定」や「査読プロセス」に関する情報を確認すると、査読の有無が分かります。
論文が掲載されている学会や研究機関の公式サイトで、査読プロセスについての情報を探すのも有効です。

エビデンスレベルについては、専門家の意見や個人的な見解のため、最も低い6だと思われます。
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人間がやることに完璧はありませんが、J-STAGEは信頼性が高いと言われています。


また反論したいなら、同レベルで信頼できる論文を書く必要があると思います。
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医学論文の信頼性は、エビデンスレベルや査読プロセスによって大きく左右されます。

一般的に、以下のような基準で評価されます。

1. エビデンスレベル
医学論文の信頼性は、研究の質によって分類されます。

・レベル1(最も信頼性が高い):システマティック・レビューやランダム化比較試験(RCT)のメタアナリシス
・レベル2:1つ以上のRCT
・レベル3:非ランダム化比較試験
・レベル4:コホート研究や症例対照研究
・レベル5:ケースシリーズや症例報告
・レベル6(最も信頼性が低い):専門家の意見や個人的な見解

2. 査読プロセス
信頼できる医学論文は、査読付きジャーナルに掲載されていることが重要です。査読プロセスでは、専門家が論文の内容を精査し、研究の妥当性やデータの正確性を確認します。

3. 出版元の信頼性
論文が掲載されるジャーナルのインパクトファクター(Impact Factor)や出版元の評判も信頼性の指標になります。例えば、Nature、The Lancet、New England Journal of Medicineなどの著名な医学誌は、厳格な査読を経た論文を掲載しています。

4. 情報の確認方法
医学論文の信頼性を確認するには、以下の方法が有効です。

・ PubMedや医中誌Webなどの論文データベースで検索
・ 診療ガイドラインを参照(専門医が多数の論文を基に作成)
・ 研究機関や大学病院の公式サイトで情報を確認

医学論文は、医療の発展に不可欠ですが、すべてが信頼できるわけではありません。慎重に情報を精査することが重要です。

また、医学論文の内容を治療に応用するには、慎重な検証と複数のステップを経る必要があります。一般的な流れは以下のようになります。

1. 論文の評価
・ 査読済みか確認:信頼できる医学誌に掲載されているかをチェック
・ 研究の質を評価:ランダム化比較試験(RCT)やメタアナリシスなど、エビデンスレベルの高い研究かどうかを確認
・ 統計的妥当性:サンプルサイズや統計手法が適切かを検討

2. 臨床ガイドラインとの照合
・ 既存の診療ガイドラインと照らし合わせ、推奨されている治療法かどうかを確認
・ 専門学会や厚生労働省の指針に沿っているかをチェック

3. 小規模な臨床試験
・ パイロット試験を実施し、安全性と有効性を確認
・ 倫理委員会の承認を得て、患者への影響を慎重に評価

4. 大規模な臨床試験
・ 多施設共同試験を行い、異なる環境での再現性を確認
・ 長期的な影響を評価し、副作用やリスクを検討

5. 実際の治療への導入
・ 医療機関での試験的導入を行い、実際の患者に適用
・ 医師の教育を通じて、新しい治療法の適切な運用を確立
・ 継続的なモニタリングを行い、治療効果や副作用を追跡

このプロセスを経ることで、医学論文の知見が安全に治療へと応用されます。最近の研究では、創傷治癒や遺伝子治療の臨床応用についても議論されています。
この回答への補足あり
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論文を完全に信じ切っていいものではありません。


論文として発表されたけど、後から誤りとされた主張はたくさんあります。

ただ、あなたの張ったリンク先の人が、論文を完全に信じきっているようには思えませんね。
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筋トレ業界にゴールデンタイムと言う論文から発生したものがあります



最近までずっと信じ続けられた論文ですが(素人だと未だに信じ続けられているモノ)
近年間違いとは言わずとも正解ではないと言う事が分かってます
この様に 論文=正解 ではなく
論文=調べたことが推測・憶測からなるデータが入っているもの

と考えた方が良いです(なので間違った答えや根拠の足りない物も入っている)

も一つ
筋肉痛の原理
これも現段階では不明なんですが
ネット上・医学上・論文上では推測や憶測を交えて色々な説があります
ですが 最後には「と思われる」やら「と推測されている」やらと
オカルト雑誌並みに最後を締めくくられてます(つまり書いてる人も真実ではないと知っている)
それを信じてる層が99%以上いるのが現状ですね(1%でも膨大な人数いるんですよね…総人口から考えると)
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シャックリが止まらないという患者に、柿のヘタを処方したことがあります。

(実話)

...ま、冗談はともかく、「論文」には、査読つきのものとそうでないものがあります。
どちらであるかは、発表された媒体によって判ります。論文の文面自体が正しいか
否かなど、先端の研究者でもない私には解りませんが、その論文が載った雑誌が
信用に足りるものか否かは、多くの場合知っているわけです。権威主義ですけど。

その論文に記された療法を実際患者に施すかどうかは、更に権威主義ですが、
保険診療に採用されているかどうか次第です。業務として診療を行っており、
人体実験で科学研究をしているわけではありませんから。
この回答への補足あり
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