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都電は何故都営地下鉄と違って改修して長期的に車両を使うのですか?

A 回答 (5件)

おはようございます。



都営地下鉄の場合、東京に都心に路線網があることから更新工事を行えるほど工場は広くなく、車両改修時期で車両を置き換えます。

一方、都電の場合は1両単位です。しかも鉄道車両1両より小さい。
車両改修するにあたっての場所も確保できますし、トレーラーの荷台に乗せて車両メーカーに持っていくことも出来ます。

修理をしながら、長期間の使用がしやすい環境なのです。

また、車体が鋼製なのも理由ですね。
ステンレス製は錆びにくく劣化しにくく100年近くそのまま使えます。(ただ、制御機器などは半導体などが入っているので15年〜20年単位で入れ替えないとならない)

鋼製車体は安価で加工しやすいメリットがありますが、錆びやすく腐食しやすい。
塗装を剥がして、腐食した部分を切除し、新たな鋼板をあてて溶接したり改修しなければなりません。
しかしながら、路面電車は道路上を走るので、他の自動車などと接触するリスクがあります。
接触事故のリスクのある路面電車で、加工のしにくいステンレスでは、とても使いにくいのです。
それで、何処の路面電車も車体は鋼製なのです。

鋼製車体ということは、錆や腐食するのはしょうがないので、車体改修工事を行う前提で導入しています。

走行装置の劣化は走行キロ数に応じます。
新幹線が15年程度で廃車になるのは、あの速度で1日中走っているので走行距離が伸びてしまうから。
一方の路面電車は速度が低いので、逆に走行距離が伸びない。
劣化するペースが遅いのです。
つまり、長期間使える環境なのです。
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この回答へのお礼

ありがとう

お礼日時:2025/05/24 22:15

それはこういうことですね。


だから最後まで愛しています。
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最近は低床車導入に補助が出るので、ある程度は導入していますが、古い車両を使い続ける理由としていくつか考えられます。

都電を含めた軌道事業者一般として

軌道用の車両は鉄道線と比べて、一日の走行距離が短く、速度も低いため、経年的に鉄道線車両ほど痛まないので、直して使いたい。ただし、曲線がきついので、車輪の摩耗は早い傾向にある。

軌道の事業者の多くは営業規模、財政規模が小さく、新車を作るにしても、一度に多くは作れず、古いのを使わざるを得ない。

鉄道車両のように、大きな私鉄からおさがりが来るということがほとんどない。大阪、京都、神戸の各市電、西鉄の軌道が廃止されたときはいろいろなところに輿入れしましたが、。最近では名鉄の岐阜の軌道が廃止されたときに福井鉄道に連接者の多くが輿入れしたくらいで、これは福武線での社会実験に名鉄が参加していた縁かな。

最近は、廃止になるような事業者はほぼ淘汰され、今後廃止になりそうな事業者も少ないので、程度の良い中古車というのも出そうにないので、手持ちを直して使わざるを得ない。サイズ的には江ノ電や京津線くらいだけど、どちらも路面上皇はなく、軌道で使うには大きな改造が必要。
今後広電から、一部の連接車が出そうだけど、編成長が結構あるので、安全地帯の延長などが必要になる事業者が多そう。

なお、東京都交通局はプライドが高いので、他都市のおさがりは使わないでしょうね。また、特殊な軌間(1372mm、国内では函館のみ)なので、台車新製するなどする必要もあります。また、最近の超低床車は左右の車輪が独立しているので、軌間変更は困難です。
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単行運転なので1両ずつ更新が可能。


地下鉄ほどシビアな使用環境ではないので機器の劣化が遅いからでしょう。
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路面電車は都電だけではありません


札幌、函館、富山、大阪、広島、熊本などでも同じように改修して延命処置をして使用しています...多分、街に合った乗り物だからこそ長く使いたいのでは
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