アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

ヘリコプターについて質問させて下さいませ。プロペラが回転することによって上昇・・これはわかります。後部ローターによって、機体そのものがクルクル回転するのを防いでいるのもわかります。。上に上昇する仕組みはわかるのですが、ヘリコプターがなぜ前進できるのかがわかりません(>_<) なにか、前に進むための推進装置のようなものがついているのでしょうか??無知な質問ですみません!どうかよろしくお願いします!!

A 回答 (6件)

いえ、一般的なヘリコプターには「前進するための推進装置は付いていません」。

(ジェットヘリなんかは除きます。)

ではなぜ前進できるのかというと、「揚力と重力のバンス」で前進する力を生み出せるからです。
実はヘリコプターが前進する際は「ロータが前方に傾く」あるいは「ヘリコプター自身が前方に傾く」して、「発生する揚力を垂直から『斜め上方』に変化」させています。
これにより、「揚力と重力との合力」が「前向きに発生」します。
なので「前進できる」ようになります。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

なるほど!「揚力と重力のバランス」とは、私のような素人にも実にわかりやすい一言でした!ありがとうございました!!

お礼日時:2005/06/29 18:48

私も詳しくありませんが、プロペラが少し前に傾き前進するのでは。


また推進専用のジェットエンジンなどが付いたのもあります。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

お早い回答、ありがとうございました!!

お礼日時:2005/06/29 18:49

#1さんので正解です。



図解↓

参考URL:http://www.nhk.or.jp/daisuki/galileo/onair200306 …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

たいへんわかりやすいページでよく理解できました!ありがとうございました!

お礼日時:2005/06/29 18:50

ヘリコプターのメインローター(機体重量を支えるローター)ではサイクリックピッチコントロールという制御方法が採用されています。

これはローターのブレードが機体との位置関係によってピッチ(ローターブレードの角度)を変えながら回転するという方法です。前進する場合はローターブレードが機体後方にある時に、機体前方にあるときより角度を大きくしてやることで、機体後方を持ち上げ機体を前傾させます。するとローターの発生する揚力は斜め前方に向くことなるので前進します。これと同じ方法で機体に対して左右や前後の揚力をアンバランスにすることでどちらの方向にも移動できます。

ローターについているローターブレードは必要に応じて回転しながら、その位置によってピッチの変化も行うといった複雑な運動をしています。ちなみに機首を左右に振るにはテールローターのピッチを変え(こちらはサイクリックではなく、単なるピッチコントロール)て、テールローターの作り出す力を変えて行っています。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

詳しい機械の構造までわかりやすく教えていただき、どうもありがとうございます!!専門知識を教えていただき、ありがとうございました!!

お礼日時:2005/06/29 18:56

追加です。

#3の方のお答えにあるURLでは機体に対するローターの取り付け角度自体を変えるように説明されていますが、実際のヘリコプターでローター全体の取り付け角度を変えるような方法はとられていません。なぜならこの方法では、思うようにコントロールできないからです。機体に対してローター全体の取り付け角度を変えても、機体が傾くだけでローター自体は水平を保ったまま(多少の重心移動はあるからいくらかは傾くかも知れないが)でローターの生み出す揚力の方向は変わらないので、推進力は得られません。

テレビなどでヘリの離発着のシーンを見てみればわかりますが、ローターと機体の取り付け角度は一定(ローターが前傾すれば機体も前傾する)なことがわかると思います。先に解説したように、サイクリックピッチコントロールによりローター自体の発生する揚力を必要に応じアンバランスにして機体ごと傾けているのです。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

なるほど!!そう言われてみれば確かにそうですね!!さらに理解が深まりました、どうもありがとうございました!!

お礼日時:2005/06/29 18:53

スワッシュプレートと呼ばれる部品が、ロータブレードの角度を周期的に変えるための心臓部です。

RCヘリなどで一度じっくりご覧になれれば、その仕組みが納得されると思います。

ちなみに、ヘリコプタが前進してるときは、ローターの回転によって、ブレード回転面の左右で対気速度に差ができます。この速度差が、左右の揚力差を生むと直進できなくなるので、速く風にあたってる側の角度を少なめに、遅く風にあたってる側の角度を大きめにとって、左右のバランスをとってやります。

序でにいうと、ヘリコプタの最大速度を制限するものにこの速い側のブレード端のマッハ数があります。大きなローターを持つヘリコプターが速く飛べない理由の一端がここにあります。

、、とここまで書いて、何か参考になるものはと探したら、下記のページにもっと丁寧な説明がありました。

参考URL:http://pub.nikkan.co.jp/book/kaitai/heri/heri1.htm
    • good
    • 1
この回答へのお礼

おぉ!このページも実にわかりやすいです!より理解が深まりました!どうもありがとうございます!ご丁寧なご回答、ありがとうございました!

お礼日時:2005/06/29 18:57

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!