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先日四国の八十八箇所巡り(回ったのは一部ですが)に行った際に、持参した数珠のことで友人に色々言われました。
それは私の母が嫁入りの時に持たせてくれた淡いピンクの珊瑚で房が紫色の物です。
それを今まで一般のお葬式と去年義母を見送った際に使ってきたわけですが彼女から言わせれば「非常識」なのだそうです。(爆)
ピンクの数珠なんてとんでもない!(じゃあなぜ売っているのでしょう?ネット販売でも見かけます)房はお葬式では白が当たり前で紫はお葬式以後の法事の時にしか使ってはダメというのです。(紫を買ってしまったら必ず白も買わなきゃダメってこと?)
ここでの過去のQAにもありましたが、宗派によってそれらのタブーは異なると思います。
ちなみにわが家は浄土宗なのですが、先日の義母の通夜、告別式でも一切その事は言われていません。

一般的にお葬式に黒以外の色物を着たり真珠の二連のネックレスをしていけば非常識と言われますが、数珠の色や材質までそんなに咎められるべきものなのでしょうか?宗派ごとのタブーといっても皆さんそんなにきっちり決め事を守っているのでしょうか?
どこまで守れば「常識人」なのでしょう?考えるほど分からなくなりました。お寺のご関係者様、マナーの達人からのご意見を伺えれば幸いです。よろしくお願い致します。

A 回答 (3件)

参考サイトの詳しく書いてありますが、数珠は宗派によって違いはあります。



質問者さんの数珠は婚礼(結納?)時の嫁入り道具として祝いの数珠のようですよ。だから使う時がほとんど無いそうです。
(サイトに書いてあります)

白が当たり前の件は土地柄みたいです。

一般的には男性・女性用では大きさが違うそうです。
一般的に売っている物は各宗派関係無く使える無難なものだそうです。

ピンクの数珠は葬儀関係には駄目と言う話は、ここ数年の前に聞きましたのでこの質問が目に付きました。

我家はキリスト教なので数珠は関係無いので、本当の事はわかりませんが・・・。




http://www.osoushiki-plaza.com/library/sikitari/ …

http://www.miyagawa.com/syuha/5101.html#1


http://www.miyagawa.com/syuha/5101.html#up

参考URL:http://www.miyagawa.com/syuha/5101.html#1
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この回答へのお礼

早速のご回答、ありがとうございます。

自分は実家が東京で家に仏壇もなかったため、こうしたことには無頓着でした。
(私の母もだと思いますが)
「郷に入っては郷に従え」なので、(わが家は名古屋市です)
こちらの習慣に従おうかと思っています。

しかし、「こちらの地方ではこうだよ」という言い方をしてくれればよかったのに、友人にまるっきり非常識と決め付けられたのがちょっと・・・です。

たくさんの参考サイトのご紹介ありがとうございました。

お礼日時:2005/07/06 14:56

どこまでが常識的かは、地域性や宗派、また仏教徒としての自覚の問題、宗派への帰属性、信仰の問題等もあり難しいところであります。


無頓着な方からすれば「何でもあり」が常識かも知れませんし、自己の宗派にきっちりしている方から見れば非常識に写りますからね。
また、宗派の違いによる習慣の違いも考慮しなければなりません。
四国八十八箇所は弘法大師さまの霊場を巡拝する四国遍路ですが・・・浄土宗の寺院はありません。真言系がほとんどです。浄土宗の方が巡礼しますか?まあ、信仰上ではなく観光だとは思いますが・・・
数珠も宗派によってその宗派の正式な物は形も房もそれぞれ異なります。浄土宗さんの女性だと八寸の日課念珠が一般的でしょうね。
歴史的にも習慣的にも数珠は慶事用と弔事用とがあります。数珠が結納品として使われる地域、また数珠が婚礼の必需品であるとしている地域はまだ残っています。関西・北陸・中京などです。しかし関東では数珠といえば葬儀や法要用のものとしての(ある意味非常識な)認識の方が多い地域です。したがって地域性もあります。
婚礼などの慶事で用いる珊瑚などの赤い数珠(房も赤や紫)の場合、主に、結婚・出産、子どもの入学・卒業・成人・就職など慶事を仏壇やお墓、またお寺に報告(奉告)する際の仏事に用います。ご先祖様に報告すると言う意味合いとこれからの夫婦・家族の幸せを念じるという意味合いです。
習慣的に仏教徒の場合、結婚に際して、夫が妻の家に行き、妻は夫の家に行ってそれぞれの仏壇に挨拶としてお参りし、結婚を報告するというのはある意味当然ですので慶事用は最初にこのようなときに用います。その意味で結婚に際し娘に持たせたりするのは慶事用です。
したがって、お持ちの数珠が人生の慶事の必需品である慶事用の数珠である認識はあっても良いと思います。
ご友人からの「非常識」の指摘もあながち間違いではありませんし、たしかに、タブーとする地域もあるのです。名古屋周辺では葬儀時は白房が常識であったりとか慶事用はあくまで慶事用として代用は非常識という地域もあるのです。
関東は、とにかく無茶苦茶ですが、京都などでも慶事用でしかも朱房の数珠をお葬式の時に持参する方もいる地域もあり、関西でもきびしい地区とおおらかな地区とまちまちですので、ご友人さんの出身地や親御さんの出身地でのしきたりを継承していると思います。
なお、義母さまの葬儀時に誰からも何も言われなかったとのことですが、人間は近い身内にはなかなかものは言い難いもので、言われていないからといって何とも思われていないとは限りません。ご友人のような常識をお持ちの方からは「えっ?」と思われていますよ。
合掌
(当方は僧侶です。)

この回答への補足

ひとつ本筋から離れた質問になりますが、教えていただければ幸いです。

今回、持病がなかなかよくならなかったため、同じような人たちと病気回復祈願のミニツアーのようなもので四国を訪れました。なのでお参りしたお寺はすべてご本尊が薬師如来さんのところです。先達さんは何十回とこの地を訪れている方で、その方に従ってお経(般若心経。宗派を問わないと聞いています)を唱え、法被に朱印をいただきました。行く前に八十八箇所めぐりはお大師さんの修行後を辿るものだということは認識しておりましたが、家の宗派が違うとこのような巡礼には行ってはいけないものなのでしょうか?(先達さんからはそのようなお話はなかったのですが)家には現在仏壇はなく(主人が長男なのでいずれそれは継ぐつもりですが)朝夕のお経上げ等は特にしておらず、浄土宗と接する(というのも言い方は変ですが)お寺での義母の法事関連のことのみです。現在の多くの日本人の有り様と言い換えてもいいかと思います。

補足日時:2005/07/06 15:58
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この回答へのお礼

ご住職のお立場からのお話、とても参考になります。

この質問を出した後で、実家が浄土宗のお寺という知り合いに尋ねてみました。(そこは関東の県です)
浄土宗は多くの宗派の中でも比較的形に拘ることが少なく、心さえこもっていればよほどのことがないと咎められることはないそうです。そこのお寺でも紫の房の数珠を普通に使っていると言っていました。珊瑚はあまり見ないとのことでしたが・・・

次に代々、名古屋市内に住んでいる年配の方に尋ねてみました。やはり女性の数珠の房が白というのは当然のことのようで(男性は茶色などあるらしいです)材質は白の象牙か珊瑚、もしくは水晶。他の色など考えられないと言っておられました。

私も今まで数珠は恥ずかしながら「葬式用」としか認識しておりませんでした。(済みません)たぶん母はデパートで購入したのだと思いますが、同じような認識だったのだと思います。一応店員さんに尋ねたとは思うのですが、土地柄何も言われなかったのかもしれません。

下の方のお礼に書きました通り、「郷に入っては郷に従え」なので新しいものを購入しようかと思っています。でも地元限定ならともかく、いろいろ広い地域からご焼香の方が集まる葬儀ではいちいち他人の振る舞い(数珠以外にも焼香、あいさつの仕方とかありますね)を咎だてする必要があるのかなとも思います。大事なのは心ではないかと・・・まあ知っておいて無用の摩擦は避けるに越したことはないですが。例えば何も知らない外国の方が日本の葬儀で多少?という振る舞いをしてもそれをいちいち咎める人はいないと思うのです。

義母のケースに関してはそのことに関しては本当に何も感じていなかったのでは・・・と。(この点意外ですが)ほかのもっと細かいことに関しては色々注意を受けていましたので・・・(爆)

詳しいお話をありがとうございました。

お礼日時:2005/07/06 15:26

おはようございます。



このご質問を拝見するまで私自信も不安感はありませんでした。(浄土真宗・東本願寺派)

関西在住です。結婚時に朱色の房のお念珠を持たせてもらいました。30代後半に房の色・石も地味なお念珠に変えました。私もご質問者様同様。祖父母・お舅様の葬儀には朱色の房でしたが、私の住む地域では当然の事のように、若い間は朱色です。

真珠のネックレスの2重は“不幸が重なる”を控えるためと認識しております。

参考URL:http://mpn.cjn.or.jp/mpn/contents/00001963/ohana …
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。

関西の事情を教えていただき参考になります。
朱色のお房というのは初めて聞きました。
やはりその土地、宗派によってかなり異なるものなのですね。私ももっとよく聞いておくべきでした。
(教えてもらうはずの義母が一番先に亡くなってしまったのですが)

冠婚葬祭は「地域ルール」「身内ルール」優先と申しますがまさにその通りかと実感しております。

お礼日時:2005/07/06 15:43

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