
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
農学の専門家(栽培学)です。
すでにお答えされているように、その症状は、カルシウム不足によるものです。残念ながら、その実はすぐにでも取り除いた方がよいです。他の木に移ったりはしませんが、土壌中のカルシウムが不足していると、これからできる実がすべて同じ現象になります。
土壌の水はけなどを良くするのも必要ですが、すぐに速効性のカルシウム肥料(消石灰)を、やや土に混和するような感じで撒いてください。有機肥料として売られているカルシウム(蠣殻など)は吸収率が落ちるので、無意味です。
うまくいけば生育が向上するかと思います。もしあまり改善されない時は、来年は注意してください。家庭園芸の本が多数出版されています。
専門的な立場からの助言、ありがとうございました。これまで何も栽培していなかった所に植えたので、カルシュウム不足だったのかと納得できました。原因がわかったので、教えていただいたように対処してみます。
No.2
- 回答日時:
恐らく#1の回答者と同様 ”尻腐病”と思われます。
タキイ種苗(株)発行 ”施設野菜の病害対策”より引用します。症状::果実だけに現れる。花落ち部に現れる。花落ち部が水浸状になりそこがやがて黒色となりくぼんでくる。 この症状は生育の始めには発生しにくい。第二花房のトマトが大きくなる頃より発生し、第三花房のトマトが大きくなる頃ひどくなる。
発生条件::生理障害の一種である。石灰分の不足が原因である。極端な粘土質、砂土で発生しやすい。窒素肥料特に硫安過剰で発生しやすい。温室、トンネル栽培で温度が急激に上昇すると発生しやすい。
対策::石灰分を充分与えPH5.5以上にする。 多肥を避ける。 土壌の急激な乾燥を避ける、そのため敷きわらや潅水を行なう。
尻腐病が発生しかけたら、塩化カルシュウム0.5%溶液を葉面に散布する。 開花の終わりごろから連続散布する。 大きくなった果実や古い葉には効果は無い。
私のトマトも今年はこの尻腐病に罹病しました。症状を発見した後は、結果的には打つ手はありませんでした。ただ実施した事は潅水を毎日したくらいです。この文献に記載のように、石灰分として元肥散布時苦土炭酸石灰を散布しておりました。 昨年は経験しませんでしたが、今年は雨が少なく、気温も高く、土壌が乾燥した状態が長く続いた為石灰分の吸収が弱かったのではないかと解釈しております。
追記::生理障害ですから、他の苗に伝播することは無い筈です。
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