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なぜ100vと200vと電圧を使い分けているのですか?またそのメリットはなんですか?

A 回答 (11件中1~10件)

>ですから、100Vの半分の電流で済みますし、電気料金も安いです。



200Vだからといって、別に電気料金は安くなりません。
電気料金は、電力量(kWh)で算出しているため、電流が半分になっても機器のワット数と使用時間が同じであれば、電気代は変わりません。

電力量(kWh)=電力(kW)×時間(h)

200Vが有利な点は、同じ配線の太さでも100Vの2倍の電力(W)を送る事ができるため、配線太さを変えずに出力の大きい機械を使える点です。

全て100Vだけの場合、大きな機器を動かすためには、太い配線と容量の大きなブレーカーが必要になります。
その分、配線にお金がかかってしまうという訳です。

例えば、3000Wの機器を動かす場合、
200Vなら、15A流せる配線とブレーカーを付ければ良いが、100Vだと、30A流せる太い配線と大きなブレーカーを付けなければなりません(実際には、機器容量よりも大きめのブレーカーを付けます)。

そのため現在では、対地電圧が100Vのまま、必要があれば、安全に200Vが使える単相三線式100V/200Vの配線が一般的になっています。
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200Vのメリットが多いので100Vのメリットを中心に・・



100Vの場合、感電のリスクが少ない事、絶縁の設計が容易、感電防止のための機器側の接地抵抗ゆるくできる、などが考えられます。
(現在では絶縁材の発達で昔ほど差はないですし、漏電遮断機も高性能になっているので接地抵抗の著しい優位性ではないかもしれませんが)

昔のことで当事者ではないので推測ですが、・・
最初のころは、
1)主な用途が電灯数個で大電力が必要なかった
2)木造、多雨、絶縁材料の性能が良くない、ヒューズでの過電流を防止するのみで漏電遮断機が無い状況では感電や漏電のリスクが少ない100Vのほうが有利(別の理由かも知れないが昔に民家の屋根裏の配線はヤクルトのビンくらいの碍子に単相の配線を1本ずつ分けてしていたのをみたことがあります。当時のレベルが感じられます。)

こんな理由で一般家庭用は100Vになったのではと思ってます。
(50/60Hzみたいに別の理由かもしれませんが・・)
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間違った回答をされている方がいますので、補足させて頂きます。


感電は200Vの方が危険です。
電流が100Vより少なくなるのは、仕事量(W)が同一であるとき、電流値が半分程度になるということです。
同じ抵抗値(Ω)の場合、電流は電圧に比例しますが、間違った回答によると、電圧が上がるほど安全になることになります。対地電圧で比較して同じであるといいのは一つのケースであって、線間を短絡するような回路形成で感電した場合は、危険度が増します。
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純粋に効率を考えれば200Vに統一したほうが良いのですが、既存の配線設備や電気機器の多くが100V対応なので、すべてを切り替えるのは現実的に不可能ということで、次善の策として用途に応じて使い分けているわけです。



ちなみに、最近は単相3線式200V対応の配線が増えているので、機器毎の200Vへの切り替えは極めて簡単にできます。

単相3線式200Vの場合、電圧線の対地電圧は100Vなので、危険性については100Vと同等です。
http://www.tepco.co.jp/life/custom/q_and_a/setub …
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感電の時、電圧は無関係で「電流」のみが関係する。



こうなると、200Vの方がむしろ危険が下がるのです。

同じ100ワット出力でも、100Vは1A。
200Vは0.5A

大出力を必要とする大型機械の場合、200Vを選択した方が、発熱ロス、効率(電気代)、安全と有利だからです。
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最初国内で家庭で電気が普及するときに100Vだったので電気製品の殆どが100Vのために100Vがあります。

しかし大電力を使用する機器が多く出始めた為に200Vを扱う機器がでてきました。200Vにすると電流が半分になりロスが減り電線も細くなります。ヨーロッパでは、パソコンも蛍光スタンドもテレビも200Vを超えています。国内のノートPCや髭剃りの一部などでも230Vや240Vまで対応しています。単に日本が電気が普及するとき100Vに統一した為です。 しかし200Vを使用するものは家庭ではエアコンの一部とIHクッキングヒータ程度ですので100Vは統一電圧で200Vは大電力用として2つあります。

参考URL:http://www.swallow.co.jp/world.htm
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多くの海外のように200~240Vにしてもよかたのでしょうが、市場に照らしてそれが物理的に(移行、変更)出来なかったから、日本では使い分けが顕著になったのではないでしょうか。



逆にいうと、明治時代の頃政府は電圧に関して規格をどうするか考えた際、すでに民間経済(企業)が先に100Vの電球などをかなり普及させてしまっていたため、100Vに統一したという話は聞いたことがあります。
その時に200Vに無理にでも以降していたら、日本のメイン電圧は200Vになっていたかもしれません。

ちなみに200V台の海外でも、ホテルなどでは110Vのコンセントを用意しているところは多いです。100~120V対応のシェーバーを持ち歩く人が多いからだと思われます。
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No.3です。



電流をたくさん流すと、配線での損失が出て、省エネに逆行するというのもあります。

なので送電線などはできるだけ高電圧になってます。
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配線容量ですね。



200VはIHクッキングヒータとか大電力機器に使う場合が多いです。

例えば消費電力1000W(1kW)だとすると、100Vだと、電流が10Aも流れますが、200Vだと5Aで済みます。

電気配線は、電流に応じて太くしなければ容量が足りなくて発熱して火事などが危険です。

10Aと5Aでは配線の断面積で2倍もの違いが出てくるわけです。これは安全性もそうですがコスト的にも重要。
それに太すぎると線を曲げたところが劣化して発熱する場合もあり。

とにかく大電流を流すというのは危険なので、200Vも使ってるんですね。
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電圧を高くすると、それだけ大きな電力を少ない電流で送る事ができるから…では。


例えば10A流せる(それ以上は電流が多過ぎてケーブルが焼け落ちる)電線があった場合、この電線に200Vを掛けた場合は、100Vで20Aを送電した場合と同じ電力が送れますし。

ただ日本では現行の家電製品は概ね100Vで動くよう設計されているので、200Vの電源に繋いだら「電気が流れすぎて」壊れちゃいますけど。

工場の工作機械は大量に電気が必要なので、細い電線で多くの電力を送れる様、200V単層とか三層交流が供給されていますね。
で、工場用の機械は最初っから200Vで動くように設計されてるので壊れることも無く動く。
この辺りは過去の質問に詳しい話を見つけました。
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=670884

ただ最近では、IHクッキングヒーターのように、家庭内でもある程度大量の電力を必要とする機器が出てきたので、それ専用に200Vが供給される場合もあるようで。

なんか日本の家庭用電源が100Vなのは「昔からの慣習」による所が大きそうです。
世界では色々な電圧で供給されてますね。

参考URL:http://www.p-alpha.co.jp/flag/volt/volt_top.html
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