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もうそろそろ遺言を書いておかなければいけない年齢になりました。そこで葬儀は近親者だけでして貰いたいたいのですが、ご体験為さいましたお方様から問題点等ご助言いただければ幸いです。どうぞよろしくお願い申し上げます

A 回答 (3件)

こんにちは。


数年前に父を亡くしましたが、その経験を踏まえていくつか。

私の父ももともと形式的なものが嫌い(会社関係の中元なども贈らない・贈らせないとか)で、入院中からすでに「別に葬式なんぞやらなくてもいい、墓もいらん、」っと申しており、遺言にもそのように書いてました。

しかしながら・・
こういった儀式というやつはそうそう勝手にはなりません。
結婚式を思い浮かべるといいのですが、本人や家族だけの話じゃなくなってくる部分が多いのです。
通夜などは又聞きに知らせを受けて訪れる方も多く、密葬だと考えていても家族の思惑通りにはならない部分が大きいでしょう。
そのあたりは社会的な慣習としてご家族に仔細は任せる旨、書いておくといいかもしれません。「遺言だからこうだ」とかは逆に負担になる場合もあるのです。

結局のところ・・、私自身も葬儀業界の経験がありますので
役所手続きなどはすべて自分でやり、葬儀屋には最低限の形で葬式を行うよう相談しました。ごく近しい友人と会社関係の方々、親類のみ連絡して来てもらい、あとは通知状で済ませました。
その後、遺言に従いお墓はやめて御骨も今もって自宅の仏壇にまつっておりますが、いずれは永代供養に出して納骨といった形にするつもりです。

ですので、葬儀に関してはご本人の希望に沿う形にはなっても
結局は親類関係との兼ね合いで決まると思われます。
かならず葬祭担当の「おじさん」「おばさん」が親類の中にいると思いますが、葬儀委員長などをやる事に使命感すら抱いてますから(いわゆる縁談と同じですね)そうそう簡単に密葬などさせてくれません。
断ろうものなら、親戚中に不満を言ってまわる「敵」になってしまいます。

当家の場合、幸か不幸か分家筋にあたりその辺りは「あそことは以後の付き合いは絶ってもいいな」などと思いきれましたが、普通はそうもいかないでしょう。以後の親戚付き合い、子供の結婚式や他家の葬式などを考えると妥協せざるを得ないのです。

まあしかし、死んだ当人にとってはそれらはどうでもいい事、家族が苦労する事はとりあえずおいといて・・、必ず連絡して欲しい人、呼んで欲しくない人について明言しておくと助かります。
あらかじめ費用面での希望や、その後の供養の方法(お墓や宗派など)についても希望しておくのがいいでしょう。
あるいは、今から葬祭互助会のようなものに加入し、後の家族への負担を減らすようにしておくのもいいでしょう。

また、特殊なケースですが
宇宙葬だの海への散骨、遺伝子保存や臓器提供だのといった希望は早くからご家族に伝えておくのがいいでしょう。
献体なども、あらかじめどこかの献体組織に登録するのですが、執行するにはご家族の同意が必要なので、これも遺言だけでなく生前から話しておきましょう。

・・こう書いてるとなにやらセチガライ感じがしますが・・。
要は残った者の事を考えてあげるのが遺言の役目の一つです、
「希望」と「任せる部分」を踏まえて書かれてはいかがでしょうか。
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この回答へのお礼

貴重なご体験談とアドバイスを頂け大変有難くうれしく思いました。
>断ろうものなら、親戚中に不満を言ってまわる「敵」になってしまいます。
>要は残った者の事を考えてあげるのが遺言の役目の一つです、このご指摘はこの質問をさせていただいたときからのポイントです。改めて考えてしまいました。死ぬ時も世のしがらみに付きまとわれるのですね。一から考え直してみたいと思います。その他ご丁寧なご助言、有難く拝読いたしました。重ねて御礼申し上げます。

お礼日時:2005/08/10 13:04

>問題点等ご助言いただければ…



「密葬」という言葉には問題があります。密葬があれば「本葬」があります。密葬は本葬とセットになるのです。社会的著名人の場合によく見られますね。
下の方が言われていることも、「密葬」という言葉からでたトラブルかと思います。結局、数百人規模の「しのぶ会」という本葬をやられたようです。

本当に親族だけで済ませたいなら、「家族葬」と明言しておくことです。
近い親戚には、「自分が死んだときは何もしないで欲しい」と伝えておくことです。

現実問題として、臨終に際し、あえて親戚に知らせることはしないとしても、どこかから風の便りが伝わるものです。招待しなくても弔問客はあるものです。
家族葬であることを知らずに、あるいは知りながらでも、来る人を拒むことまではしないでください。

それが後々の親戚関係を良好に保つことにつながるかと思います。
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この回答へのお礼

貴重な時間をお削き頂き且つ問題点のご指摘、又対策ときめ細かいご助言を頂き大変参考になりました。、「家族葬」とは思いもかけない方法で目から鱗の
思いです。誠に有難うございました。

お礼日時:2005/08/10 12:49

 母が家族のみの密葬を強く希望していました。


 実際は自己申告・自己推薦の「家族同様のつき合いをさせて貰ったから~」という理由でかなりの知人(私から観ればただの知り合い)が含まれてしまいました。訃報を聞いて駆けつける人たちに「故人が家族のみの密葬を希望していたので~」と帰って貰うのが一苦労でした。玄関にも貼ってあるんだけどね。なので、後日あらためて「偲ぶ会」なるものをやる羽目になりました。こちらは数百人も集まりましたね。

 また、「この人には来て欲しくない」とかの要求もあったので、伝えるのが大変でした。親戚とケンカをする事になりまして・・・・。

 当日は母が死んだ悲しみよりもそっちの苦労の方が強かったです。

 でもなんとか分かって貰って頑張りましたが、今でも葬儀に参列できなかったとかで恨まれてます^^;病気の事も知らせなかったし。だって母が言うなっていうし・・。ある日突然交通事故でもないのに訃報を聞かされたら駆けつけますよね・・・。それを玄関で帰されるからますます事態が悪化する!

 そんな事もあります。
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この回答へのお礼

早々のご助言有難うございました。お答え難いことをお答え頂き深謝いたします。大変参考になりました。矢張り問題が多いと思いました。>ある日突然交通事故でもないのに訃報を聞かされたら駆けつけますよね・・・。それを玄関で帰されるからますます事態が悪化する!
この部分はいちばん気になっていたところで、ご助言からもう一度自問自答をしてみます。有難うございました。

お礼日時:2005/08/10 09:25

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