映画のエンドロール観る派?観ない派?

こんにちは

株の、信用取引で教えてください。
E*Trade証券で、株の取引をしています。
信用取引貸株料が、年1.15%と書いてあったのですが、
例えば、50万円の株を借りたとして、年利1.15ですと年間で、¥5750の
利息を引かれると言うことで良いのでしょうか。
そうすると、一ヶ月¥479になります。

実際見ていますと、もっとたくさん引かれている様で、
信用売りが怖くなっています。
仕組みを教えていただけたらと思い、質問いたしました。

いろいろヘルプを読んで見ましたが、なかなかどこに書いてあるのか、
また難しい言葉で、分かりません。

どうぞよろしくお願い致します。

A 回答 (1件)

回答



信用取引(売り)の費用
某大手ネット証券を利用した具体例で見て行きましょう。
いま、制度信用取引で貸借銘柄(仮にオリンパスとします)を、2,000円で1,000株、信用売り建てしたとします。


(1)売買手数料
 約定金額200万円・・・3,150円


(2)信用取引金利
 売り方金利(受取)・・・・・・・ 0円
  補足説明
   信用取引では、買い方の買付株券は、証券会社又は証券金融会社(日証金)に
   担保として拘束され、買付代金に対して金利を支払います。
   同様に売り方の売却代金も担保として拘束され、これに対して金利を受け取ります。
   現在、買い方金利(支払)年利2.1%、売り方金利(受取)年利0.0%です。
   尚、信用取引の決済時に清算(支払or受取)が行われます。


(3)貸株料
 貸株料・・・・・・・・・・・年利1.15%、便宜上、1日当たりで表示しますと、
              約定金額200万×1.15%÷365日=63円
  補足説明
   信用取引貸株料は、平成14年の金融庁による「空売り規制の見直し」に伴い
   導入されました。信用取引の売り方が負担しますが、逆日歩と違い、
   信用買い方へは支払われません。
   信用取引金利と同様、決済時に徴収されます。

※(2)&(3)について、日数計算は受渡しベースで、両端入れ。
 すなわち、受渡しの4営業日ベースで、建日と反対売買日の両方を、
 計算に入れます。
 (例)月曜買い(売り)・火曜売り(買い)→受渡しは木曜&金曜、
    となり2日間です。同様に、火曜買い(売り)・水曜売り(買い)
    →受渡しは金曜&翌週月曜、となり4間日です。
    尚、日計りは1日分の金利となります。


(4)品貸料(逆日歩)
 逆日歩・・・・・・・・・・仮に、売り方に日歩10銭の逆日歩が
             発生していたとすると、1日当たり100円。
             日歩10銭の逆日歩とは、1株について1日10銭、
             1,000株×0.1=100円。日歩10銭=年利36.5% となります。
  補足説明
   逆日歩は、日証金において貸株超過(株不足)となった時、その不足株の調達金利を
   表します。信用買残高>信用売残高の状態においても、発生しますのでご注意下さい。
   逆日歩は、1株について○○銭と日歩で計算され、年利換算では高利率ですが、
   対象は約定代金ではなく、株数です。(2)・(3)と同じく決済時に清算(徴収)されます。
   尚、一般信用取引では、逆日歩はありません。

※逆日歩の日数計算ですが、まず、付利は1日ごとに行なわれます。
 逆日歩は、日々頻繁にアップダウンすることがあり注意が必要です。
 日数は、受渡しベースで、建日の4営業日目から返済日の4営業日の前日となり、
 この間の日々の累積金額が決済時に清算(徴収)されます。
 (例)月曜売り・火曜買い→受渡しは木曜&金曜、
    となり1日間です。同様に、火曜売り・水曜買い
    →受渡しは金曜&翌週月曜、となり3間日です。(土日も逆日歩は付く)
    尚、日計りは徴収されません。
 

(5)その他
  少額ですが、約定から反対売買で決済しないまま1カ月が経過するとかかる
  「信用管理費」、信用買い建ての場合は、その銘柄が、決算期等を超えた
   場合にかかる「名義書換料」があります。(詳細は省略します)

以上のことを整理しますと、
●信用売り
・売買手数料
・信用取引金利(受取) 年利0.0%〔一般信用取引:同率〕
・貸株料 年利1.15%〔一般信用取引:年利2.0%〕
・品貸料(逆日歩) 1株について日歩表示〔一般信用取引:なし〕
・その他 信用管理費

ご参考までに
●信用買い
・売買手数料
・信用取引金利(支払) 年利2.1%〔一般信用取引:年利3.1%〕
・品貸料(逆日歩) 発生すれば受け取れる〔一般信用取引:なし〕
・その他 信用管理費、名義書換料

アドバイス
 信用の売りは、制度面で少し複雑な面を持っていますが、「買い」と違い、
 もっとも気をつけなければならないのは、『うかつ』にあります。
 例えば、
  「こんなに急に騰がったので、ここらで一服・・・」
  「たいぶ高値まで来た、そろそろ・・・」
  「チャートが針の先端みたいだ、よし・・・」
 などなど、『うかつ』に仕掛けない事だと思います。
 安全度の高い仕掛けポイントは、経験が教えてくれます。
 最初は、小幅の利益でも、安全と思われるポイントで仕掛けることです。
 株を、『買い』の目だけではなく、『売り』の目でも見ることは、
 複眼的にものを観察することになり、買いの銘柄選択にも役立ちます。

 ではでは、がんばって下さい。
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この回答へのお礼

ご丁寧な説明をいただき、本当にありがとうございます。
心から、感謝いたします。

貸し株料は知りませんでした。
長く持つと、かなりになりますね。

余り長く売り建てしないことが、大事なのだと思いました。
このように、経験を積み重ねることが必要なのですね。まだまだ、経験不足で、怖いことをしています。

これから、お聞きしたことを忘れずに、だんだん上手になって行きたいと思います。

お礼日時:2005/08/17 18:15

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