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満月の時など、月が見え始めた時に黄色に見えるのはなぜですか?
高い位置にくると白くなりますよね。

教えてください。

A 回答 (1件)

太陽の光は様々な波長を持っており、それが月に反射することで光る月についても、様々な波長の光が含まれています。

よって、月は白く輝くように見えます(様々な波長の光が偏らずに混ざると人間の目には白く見える)。一見すると白く見える満月も太陽も、実は、青い光や赤い光など様々な色の光が混ざっている、という訳です。これは太陽の光をプリズムによって分光した場合に、7色の虹が出来ることで確認することが出来ます。

満月が昇ってきた直後は、月の光は地球の大気圏を斜めに突き抜けて観測者の目に届きますので、満月が直上に見える深夜に比べ、より長い距離、地球の大気を通り抜けた後の光となります。地球の大気は、赤い光と青い光であれば、より青い光を吸収する性質があるため、大気の中を長い距離通過した光は、元の光が白であっても青い光の成分がより抜け落ちるため、より赤や黄色に見えることになります。
例えば朝日や夕日は赤や黄色に見えますが、昼の太陽は白に近い色に見えるでしょう。これは大気による減衰が、朝や夕は昼に比べて大きいため、朝や夕は青い光がより抜けてしまって赤や黄色に見え、逆に昼は青い光がまだ比較的強いために白っぽく見える、という訳です。これと同じことが月にも言えます。
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