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昨今コンパクトデジタルカメラは多種多様な色が販売されていますが、一眼レフカメラはフィルムの時代からほとんどが黒、あっても銀が出ているくらいです。現在に至っては黒がカメラらしいという定番といった意識が働いて黒以外の色は使いづらくなっているのはわかるのですが、そもそもカメラが黒いのはどのような理由なのでしょうか?材質的な特性によるものなのか?昔の文化的背景などに起因しているのか?様々な角度での推察でもけっこうですので、なにかおわかりになる方、お考えのある方お教え願います。

A 回答 (7件)

昔はクロームメッキ(銀)でした。



従軍記者が銀色は光って敵に発見され狙撃される可能性が高くなるので自分で黒く塗ったのが始まりです。

特にベトナム戦争の頃からその傾向が高まりました。
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この回答へのお礼

非常に貴重なご意見早速ありがとうございます。
それは何かの資料により調べられたのでしょうか?期待していた以上のご回答を頂きたいへんありがたいのですが、情報源など教えていただくことができるならお願いしたいと思います。

お礼日時:2005/08/23 13:12

チャラチャラした色物より、黒いほうが高級感があるでしょう?

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この回答へのお礼

仰るとおりです!一眼レフカメラのユーザー層から考えても、撮っている姿も黒が絵になりますよね。ありがとうございます。

お礼日時:2005/08/23 13:14

やはり、高級感と目立たないためでしょうね。



一度、白いボディに白いレンズのセットが販売されたことがあります。
ミノルタのα7000で、NASAの公式カメラとして宇宙での作業に使うために白いボディに架装したカメラを開発して
一般向けでも記念に販売したことがあります。

宇宙では、太陽光線が直接あたるので、黒いと問題が発生するので、わざと白いボディにしたと聞いてます。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。キヤノンの方にも、レンズの温度差による伸縮を軽減する為に白(アイボリー?)のレンズをだしているとお聞きしました。カメラも精密機器ですから、炎天下に黒では機能的でないのでは?と思いこの質問をさせていただきましたが、昨今銀は出ていますが、白いボディの物があったんですねぇ。売れたのでしょうか?貴重な情報ありがとうございます。

お礼日時:2005/08/23 13:19

兼業のコマーシャルカメラマンです。


とても偏った立場からの意見ですが、私達の仕事では
撮影する商品にカメラが反射して写り込んでしまうのが大きな問題になりますので
カメラは黒いほうがいいのです。三脚もそうです。
もちろん「黒」でも写り込む事には変わりありませんが
黒ければ何とか誤魔化しが利きます。

そのことと多少関係があるのかもしれませんが、
昔のカメラは「黒一色」は少なくて「銀(金属にクロームメッキ)」と「黒革」のツートーンが多かったです。
一部に「プロ用」として黒一色(金属にニッケルメッキ)のカメラが売られていましたが
それは「特別仕様」扱いで少々割高でした。

昔はブラックのメッキが難しかったようで
一部では「ブラック塗装」のカメラも作られていましたが
剥げやすい事からあまり多くは作られませんでした。
そんな訳でブラック仕様は生産台数も少なく、
費用もかかる事からプロ向けに限定されてしまていました。

それがアマチュアの眼に止まって「ブラックボディはカッコいい」という事になって
それからブラック仕様が一般にも出回るようになったと記憶しています。
同時期から、それまで金属を使っていたカメラボディがプラスチックを使うようになって
「塗装」という工程を必要としなくなったために
ブラック仕様が安く作られるようになったんだろうと思います。



で、今はまた「クローム仕様がカッコいい」みたいな風潮になってきて
最近のカメラはブラック、シルバーの2種類が店頭に並ぶようになってきました。
アマチュアの方はどちらでも好みで選べばいいのですが
コマーシャル分野のカメラマンはそれでも「黒」しか選べません。
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この回答へのお礼

現場からのたいへん有益な情報ありがとうございます。確かにレフ板などの白が商品に映りこむことを考えると、その逆の映りこませない効果を狙うには黒が一番商品を侵さないと言えますね!それから黒いカメラがプロのステータスで、アマチュアの憧れだったというのは、とても説得力があります。これまで色んなご意見をお聞きしましたが、どれが正しいということよりも、カメラの世界の深遠さを考ると、それぞれの要因が複合的に黒をカメラの定番として確立させた歴史を作っていると感じさせられました。

お礼日時:2005/08/23 13:28

一眼レフは、戦争で使うためにに作られたわけではないし、スタジオ用に作られたわけでもありません。



世界中にプロといわれる人が何人いるか知りませんが、全消費者に比べたらいないに等しいでしょう。

そんな人たちを相手にカメラを作っていたら商売になりません。

一眼レフカメラが黒いのは、単にその方が高級に見えて消費者受けがいいからです。

なぜ黒が高級に見えるのかは分かりませんが、カメラに限らず、高級な物や、高級に見せたい物ははたいてい黒です。

もしも、みんなが赤を高級と思うようになれば、当然、一眼レフも真っ赤っかになります。
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この回答へのお礼

とてもわかりやすくまっすぐなご回答ですね。
確かに黒は高級に見えますよね。
一眼レフへの愛を感じるご意見でした、ありがとうございました。

お礼日時:2005/08/23 21:23

黒は戦争に関係します。

昔は金属が普通で、メッキが簡単です。ボディのシボは皮?を貼っておしまい。メッキと黒の2トーンカラーが普通でした。

戦争の中での撮影だとメッキは目立つので色を塗ったそうです。極端に言うと、ロゴの白文字も嫌ったそうです。ニコンとかキャノンは世界中のカメラマンに使ってほしいのでどこまで対応したのか知りませんが、供給したと思います。有名所の人は確実に無償でしょうね。・・・プロが使った、プロが撮った!と言うのはものすごく有効なPR手段でしたからね。

で、それを見たユーザーさんは『格好が良い!』、『欲しい!』で黒が主体になったのだと思います。銀塩MF時代だと上級機は黒1色で中から下位グレードはメッキと黒でしたよ。まあ、段々と黒に移行してきましたけどね。

・・・今の樹脂ボディとは違うので金具とかで擦れて下地の真鍮が丸見えになるんですよね、、。いくら塗装技術が良くなってもメッキにはかないませんでした。(かなり厚塗りの塗装ですけどね。)
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この回答へのお礼

カメラの黒が戦争の名残だとすると少し悲しいお話ですね。しかしその悲惨さを世に知らしめ、再び過ちを犯さぬ手助けとなるなら、カメラの黒は平和な世界へのメッセージとも取れますね。ありがとうございました。

お礼日時:2005/08/23 21:26

こんばんわ。



私は、#3さんと同じような理由ですが、先輩から教わったのは、接写のときにブラックじゃないと乱反射して露出を狂わせてしまうという理由でした。
もちろんその先輩はブラックボデーにメーカーのロゴの白い部分を黒のマジックで塗りつぶして使っておられました。
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この回答へのお礼

被写体に写りこむだけでなく露出まで狂わせてしまうのですね。プロやハイアマチュアの方の細心の気配りには敬服いたします。カメラは奥が深い分楽しいですね。ありがとうございました。

お礼日時:2005/08/24 00:32

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