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ほとんどの雌牛さんが人工授精で繁殖していることは知っているのですが、雄牛の精子って、一体、どこで選抜、保管されているのですか?農家に届くまで、どういった会社?を経てくるのでしょうか?
参考になりそうなWebページもあったら教えてください。

A 回答 (3件)

全体の統括管理は#2さんが書かれた、家畜改良事業団だと思います。


http://liaj.lin.go.jp/

実際の種牡牛(種雄牛)選抜や精液の管理や各県の畜産センター(畜産試験場)や、酪農協同組合の連合会などで行っていると思います。
参考URLは、社団法人 ジェネティクス北海道です。
↓はその中の種雄牛評価成績表です。
http://www.genetics-hokkaido.ne.jp/holstein/tabl …
年間で10,000kg以上の乳量の乳牛は高能力牛で、さらに多くの乳量(数字を忘れた)、それらの乳牛はスーパーカウなどと言われています。
http://www.pref.aichi.jp/chikusan-c/cow/168EMILY …

精液輸送や保管するボンベやストローです。
http://www.city.akashi.hyogo.jp/sangyou/nousui_k …
http://www.tech-jam.com/items/KN3318700.phtml
人工授精師さんが必要に応じてこれらを持って行きます。
授精師さんは酪農組合などに所属していたり、個人で営んでいる方もあります。

血統が大切ですが、それだけではその個体の資質証明にはならないので、生まれた子供の乳量や肉質などで、親の証明に役立てています。

進んだ技術では、優秀な肉用牛の受精卵を初期に分割して、二つの分割卵を雌牛に入れ、生まれた子牛の片方は種雄牛に認定されましたが、もう一方は肥育にまわされ、肉にしてサシの状態などが良いので、認定の証明になりました。

参考URL:http://www.genetics-hokkaido.ne.jp/
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雄牛を飼育し精液を採取保管しているのは公的機関がほとんどだと思います。


各県に畜産試験場(名称はいろいろ)がありますが、ここで種雄牛を飼っております。
その他家畜改良事業団(現在では名前が変わっているかも知れません)という農水省の外郭団体でも精液を採取配布しております。
人工授精師さんは農家の希望を聞いて、適当な精液を農協などのルート通じて仕入れることになります。
鹿児島県では黒牛の種雄牛は個人の農家でも飼っていると聞いたたことがあります。
北海道ではブリーダーとして大きな牧場が乳牛の種雄牛を飼っているのではないでしょうか。
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種牛は雄牛の子供のときに優秀なものが選抜されて種牛として飼育されます。

ホルスタインなどの場合は外国から高価な雄牛を輸入することも多いと思われます。

飼育は農家でも牧場でもいいわけですが、人工受精に携わるのは資格をもった人工授精師です。まず雄牛から定期的に精子を採取します。通常は擬牝台という牝の代わりをする枠のついた台を使用し、人工膣を用いて精液を採取します。採取された精液は培養液で薄められ使用する日まで冷凍保存されます。もし農家が遠隔地の場合は列車や飛行機で精液の入った魔法瓶(のような容器)を輸送することになります。近くの
農家なら人工授精師がオートバイで駆けつけるかも知れません。

こうして種牛は定期的に精液を搾り取られるので長生きできませんが、種牛にならなければもっと早く肉牛として処理されるので、短くても幸せな一生を送っていることになります。(余談)
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