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台風14号の中心気圧の気象庁発表値が南大東島の計測数値に基づいて,5hPa訂正されましたが,近年(1990以来?),気象庁が採用しているドボラック法にはどの程度の不確かさがあるのでしょうか? 気象衛星画像からの推定値に過ぎないので,どうも信頼性に欠ける気がするのですが…。

この5月にお天気キャスターの森田さんが,1990年代以降の中心気圧の低い強い台風が減ったのは観測手法が変わったことが原因だとして,台風の観測方法の見直しを訴えたのが新聞等で話題になりました。97年の台風では20hPa間違えていたりした評判が今ひとつのドボラック法を改良/改定して行く動きはないものなのでしょうか?

A 回答 (1件)

(参考)


http://www.weathermap.co.jp/kishojin/topics/2005 …
http://agora.ex.nii.ac.jp/digital-typhoon/help/d …
http://www.gihyo.co.jp/essay/entry.php?/archives …

費用と危険が問題となる実測をするにしても、新しい統計推定方法を開発するにしても(しかも、それを実証するには実測が必要?)困難を伴いそうです。

それに見合うメリット(予報精度の向上など)があるかどうかですね。上のページを読んで、予報や防災は風速が大事で、中心気圧の精度にはあまり関心がもたれていないのかなとも思いました。
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この回答へのお礼

早速回答頂き,どうも有難うございます。

http://www.gihyo.co.jp/essay/entry.php?/archives …
では,風速を中心気圧に依存させて概算値を得ているものの,防災上の観点から,風速,雨量に更に経験的な修正を加味していることを示唆しています。
防災の最前線では,経験的な推測や判断に多分に支配されるので,中心気圧には結果的にそれほどの重要性がないのかも知れませんが,数値予測の基礎データとしては重要と思います。 そこに強い台風に対して誤差が大きいと指摘されるドボラック法が使用される現状が気になっていました。

お礼日時:2005/09/05 00:02

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