ABO血液型について

Question

人のABO式血液型を用いた輸血医療において，O型の血液は全ての血液型の人に輸血できると思います．
しかし，実際の医療現場ではA型にはA型の血液を，B型にはB型の血液を輸血するのが望ましいされていると思います．
これはなぜでしょうか？
他の血液型の人に対して，O型の血液が（輸血可能だが）望ましくないと考えられる理由を教えていただきたいと思っています．宜しくお願いします．

それとももしかして，望ましくないなんて考えられていないのでしょうか・・・？

OsieteG00 · Accepted Answer

一時はそのような事も実施されていましたが、今は限定された状況下でしか行われていないようです。

参考URL：http://www1.fukui-med.ac.jp/BLO/QA/QA-1.html

0000abc · Answer

ちょっと違う方向から回答させてもらいますと、もしそのようにO型の血液を輸血すると、O型の血液が不足してしまいます。今医療の現場では輸血用の血液が十分であるちとはいえないのでこのような理由もあるのではないでしょうか。ちなみに緊急時血液型を調べる時間がない場合にはO型の血液を使ってもよかったと思います。（もちろんクロスマッチはしますが）

noname#15025 · Answer

血液型はＡＢＯ型だけではありません。
何十種類もあります。
なんで昔はしたみたいですが、現在では基本的に同一血液型だけで輸血するそうです。
厳密に分ければとても４種類で区分けできるモンでは無いそうなので、マッチングテスト等も必要だそうで。

※コレ知っていると以下に血液型性格学がいい加減かよく分かりますよ。

liar_adan · Answer

まず、ABO式血液型について説明します。

血球(おもに赤血球)には、血液型によって、
「A型を表すもの」「B型を表すもの」というマーカー物質(抗原)を持っています。
AB型の人はその両方を持っており、O型の人はどちらも持っていません。

一方、血清(血液の液体成分)には、
A型の人の血清には、B型の抗原を凝集させる物質(抗体)があり、
B型の人の血清には、A型の抗原を凝集させる物質があり、
O型の人の血清には、上の両方の物質があり、
AB型の人の血清には、どちらの物質もありません。
うまくしたもので、これで自分の血球が凝集することはありません。

さて、O型の血液を別の血液型の人に輸血した場合には、
O型の血球には、A型B型どちらの抗原もないので、
凝集することはありません。
この点で、O型の血液を別の型の人に輸血しても大丈夫になります。

しかし、血清の方を考えると、話は逆になります。
O型の人の血清には、A型、B型に対する抗体があります。
これを考えると、「O型の血清は、他のどの血液型に対しても危ない」とも言えるのです。

ただし、輸血するとき、O型の血が少量ならば、
O型の血球は凝集することはなく、
O型の血清も薄められて、凝集力は少なくなり、
あまり問題は起きません。
こういった意味で、昔は「O型は輸血してよい」といわれたのでしょう。
ですが、血清の働きを考えれば、当然望ましいものではありません。
大量に輸血すると、O型の人の血清が、患者の血球を凝集させてしまいます。

緊急事態では現在でもO型の血が別の型の患者に輸血されるかもしれませんが、
原則的には、同じ血液型同士輸血するものとなっています。

noname#17171 · Answer

血液型はABO式だけではないから、です。
O型だからどの血液型にも輸血できるということ自体が「正しくない」知識です。
現在輸血の際は（同じ血液型であっても）必ず検査して不具合がないか試験してから行われています。

ABO血液型について

ちょっと違う方向から回答させてもらいますと、もしそのようにO型の血液を輸血すると、O型の血液が不足してしまいます。

血液型はＡＢＯ型だけではありません。

まず、ABO式血液型について説明します。

一時はそのような事も実施されていましたが、今は限定された状況下でしか行われていないようです。

血液型はABO式だけではないから、です。

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