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いつだったか春に根津美術館に行ったところ着物姿のご婦人方が沢山おわしました。
聞いてみたところ『柳営会茶会』という茶会とのことでした。

武家茶の家元が・・・とかおっしゃっていたようですが
武家茶ってどういうことでしょうか?
どんな流派があって、どこで教えてくれるのですか?

ちなみに私はお茶もお花も心得が全くありません。
誰か教えてくださいませ。

A 回答 (2件)

柳営会というのは徳川家関連(重臣)の御子孫の会で、


江戸時代に諸大名が好んだと言われる茶道から、柳営会が主催し
下記の四流派で茶会を催しているようです。

<御 家 流> 宗家 安藤綾信 
  (石州流&織部流の流れをくむ)
<小堀遠州流> 家元 小堀宗通 
<石州流伊佐派> 家元 磯野宗琢
<鎮信流> 宗家 松浦宏月 
  (シゲノブ流と呼ぶ)

本来の柳営茶道(将軍家の茶道)とは石州流(四代将軍家綱の茶道師範・片桐石州)を指しますが、これは茶道に階級制度を取り入れたものとして、
利休の意思に反するとも言われています。
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この回答へのお礼

読んで面白かったです。ありがとうございました。

お礼日時:2005/10/28 19:31

武家茶と言えば遠州流。


単純に比較すると、千利休(堺の商家出身)の侘び茶(小間、地味な好み)に比べ、小堀遠州(徳川幕府の作事奉行、大名)の綺麗錆び(広間、派手な好み)は対局にあるように見え、千家の侘び茶に対し武家茶と言い習わしたようです。
もちろん高度に洗練された好みの違いであって、どちらが良い悪いと言うものではありません。
他にも武家を家元の祖とする流派は沢山ありますが、あえて武家茶と言う事を寡聞にして聞いた事がありません。
遠州流の詳細は、URLを参照下さい。

参考URL:http://www.enshuryu.com/
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