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社会福祉法人が1/4を負担するメリットは何なんでしょうか?

ご教示よろしくお願い致します。

A 回答 (1件)

そうですねぇ、社会福祉法人自体にとってはさほどメリットと言えるものはないかもしれません。



特に今回の改正介護保険法にとっての社会福祉法人軽減(減免が軽減と名を変えました)は、制度の不備を補うためにその運用が改善されたものです。
具体的には利用者負担段階が第2段階の方は利用者負担が実質減額されるのに対して、第3段階の方は増えてしまうことになりました。しかしこの負担段階の違いは年収(課税年金等)が年額80万円を境に分かれてしまい、年収100万円前後の方にとっては大変な負担増になってしまいます。
そのために社会福祉法人がその後始末を押し付けられたようなものであり、事業所によっては数百万円の収入減となる恐れがあります。

しかし、ものは考えようで、負担が大きいことにより施設等を利用できない方が、軽減制度を適用することによって利用できるのだとすれば、社会福祉法人にとっては顧客の層が広がるわけで、そういった意味ではメリットと言えないこともないかもしれません。

また、社会福祉法人は様々な面で他の法人(会社組織や医療法人、NPOなど)と違って優遇措置を受けています。特に大きいのは税制面での優遇措置でしょう。
固定資産税一つをとっても、社会福祉法人は課税されておらず、それは社会福祉法人の公共の福祉を担うという性格によるものだと理解しています。
だとすればその優遇といった恩恵を地域住民のために負担軽減といった形で還元するのは当然と言えば当然のことで、メリットがどうのと言わず、実施するのが必然と言えるのではないかと考えます。
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この回答へのお礼

利益追求が事業目的でないという社会福祉法人の性格を再認識することができました。
とてもわかりやすい説明でした。ありがとうございました!

お礼日時:2005/10/18 12:31

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