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辞書を引いてみたのですが、もひとつわかりません。
ジャンルの下にカテゴリーがあると考えていいのでしょうか。正式な使い方及び一般的な使い方について教えてください

A 回答 (1件)

カテゴリーは、事物を、何らかの共通の特性によって分類したものです。

対象とする事物は何でもよいし、どんな特性によって分類してもかまいません。

(例)
人:学生、会社員、音楽家、35歳以上の人、岐阜県在住の人、朝食を食べる人…。
車:乗用車、バス、白い車、ガソリン車、自転車、ドイツ車、排気量2000cc以上の車…
本:文芸書、実用書、300ページ以下の本、自費出版の本、カラー印刷の本、A4判の本…。

ジャンルは、芸術作品や文学作品を、その形態や様式によって分類したものです。大きく分けるか細かく分けるかはいろいろな段階があります。特性による事物の分類ですから、ジャンルはカテゴリーの一種と考えられます。
(例)
芸術作品:陶芸、絵画、彫刻、音楽、漫画、映画、写真、ゲーム、テレビ番組…;絵画なら抽象画とか写実画とかいろいろ、音楽ならクラシック音楽とかジャズとか、ジャズならモダンとかスウィングとか…;文学作品なら詩歌とか小説とか随筆とか、小説なら推理小説とか恋愛小説とか…

ジャンルは、芸術や文学だけでなく、もっと広い範囲にも流用されます。たとえば学問の分野(経済学、医学、物理学、心理学、教育学…)、スポーツ、製品の分類など。そうすると、「ジャンル」より一般的な「カテゴリー」の意味に近づいていき、区別がつかなくなります。

しかし、それでも「ジャンル」は人が作ったものの種類に使うという限定があり、どうやら自然物(人そのものを含む)には「ジャンル」を使わないようです。

(例)植物の種類(花が咲く植物、単子葉植物、コケ植物、食用になる植物…)
天体の種類(恒星、惑星、彗星、衛星…)
地域による熱帯低気圧の分類(台風、ハリケーン、サイクロン)
火山の種類(コニーデ、アスピーテ、トロイデ…)
素粒子の種類(電子、陽子、中間子、核子、バリオン…)
こういうものはカテゴリーとはいえますが、ジャンルとは言わないようです。

人の分類で、年齢や性別や国籍や住所などで分けるのはジャンルとは言わないが、「職業」の分類でとくに「営業分野」とか「製造分野」とか「教育分野」といった分類、あるいは「趣味」での分類になると、ジャンルと呼ぶことがあるかもしれません。職業や趣味は人が作りだしたしくみだからでしょう。

しかし、職業の分類でも「会社員」とか「公務員」とか「団体職員」はジャンルとはいいにくいです。仕事の種類ではなく、単なる属性だからでしょう。ジャンルと呼ぶには、何か専門性の香りが必要なようです。
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この回答へのお礼

詳しく教えていただいたありがとうございました。

お礼日時:2005/10/25 23:53

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