
A 回答 (3件)
- 最新から表示
- 回答順に表示
No.3
- 回答日時:
#2です。
誤解されると困りますので、追記しておきます。D体は存在しますが、それ自身がL体の拮抗阻害剤になるので、細胞中にフリーで存在している訳ではありませんし、存在量は非常にわずかです。ラセミ化されたアミノ酸は、例えば細菌ではペプチドグリカンの構成に使われたり、種々の生理活性ペプチドの合成に使われたりします。
下記URLを参考に勉強してください。
http://www.kitasato-u.ac.jp/fish/contents/lab/l3 …
No.2
- 回答日時:
存在するかどうか?と言う質問なら、存在します。
ラセマーゼという酵素があって、L体をD体に変換します。また、タンパク質に取り込まれたアミノ酸でも、時間経過によってラセミ化が生じる事はあり(アスパラギン酸が有名)、老化と絡めて議論されています。
タンパク質合成は、リボソームで行われます。ここでは、ペプチドをつないでいくわけですが、その時のアミノ酸はt-RNAが運んできます。そして、このt-RNAにアミノ酸をチャージするのが、t-RNAアミノ酸合成酵素です。t-RNA(立体的にはL字型をしている)のアミノ酸ポケットにL体が選択的に結合する事が、生物の構成アミノ酸の光学活性のオリジンです。実験で、すべてDアミノ酸でタンパク質の合成をして、それが鏡像体になることを示した研究者がいたと記憶していますが、生物体の中では、起こりません。一番大きな理由は、立体構造による選択でしょう。
この回答へのお礼
お礼日時:2005/11/08 14:53
ありがとうございます。
体内にもD体が存在するですかぁ。そしてL体を選んで結合するからL体のものがほとんどなのですね。ラセマーゼという酵素も知らなかったので勉強になりました。
No.1
- 回答日時:
すべてL体です。
なぜD体が存在しないのか分かりませんが、
地球上の生体にはL体しか存在しておらず、
D体は化学合成によってのみできると昔学校で習いました。
その時の教師は「きっと初めてアミノ酸を合成したり利用した原始の生物が選んだのがL体だったから、それ以降生物はすべてL体を利用するようになったんじゃないかなぁ。」と言っていました。不思議ですよね。
本当のところは私もよく知りません。
この回答へのお礼
お礼日時:2005/11/08 14:48
ありがとうございます。
最初の原始の生物がL体ということですかぁ。自分もいろいろ調べて宇宙からの円旋光という光が当たってL体ばかりになったとかいう説を見つけました。
生物の誕生は宇宙起源なのでしょうかねぇ。まだまだわからないことが多いですね。
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
おすすめ情報
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
おすすめ情報