「黒歴史」教えて下さい

“栄養学”に入ると思うのですが粗タンパクって何でしょか?調べても解らないので教えてください。

A 回答 (3件)

補足いたします。



一般での用語の使い方については存じませんが、公衆衛生の中の食品栄養の分野で言うところの粗蛋白の定義は;

ケルダール法(食品では通常、セミミクロケルダール法)によって総窒素量を測定したものから求めるものです。

方法としては(概略を述べますと);
試料を分解フラスコに入れて硫酸、分解促進剤(硫酸銅と硫酸カリウム)、そして、過酸化水素水を加えて加熱分解し、蒸留装置につけて水酸化ナトリウム溶液を加えて発生するアンモニアガスを硫酸に吸収させ、それを水酸化ナトリウムで滴定することで総窒素含有量が求められます。
その結果に窒素係数を乗じたものを粗蛋白量とする
というものです。

ごく一部の脂質(グリセロリン脂質等)や、蛋白の消化分解産物である尿素などにも窒素は含まれていますが、通常は食材に含まれる量としては、さほど多くはないものです。

検索はしておりませんので、URL等は存じませんが、
ケルダール法  総窒素  窒素係数
といったようなキーワードを使われれば見つかるかもしれませんネ(確かめていませんので、適当なキーワードを探してみてください)。

なお、食品栄養の分野では、蛋白・炭水化物・脂質のいずれも食品可食部に対する割合でしめすものですから、乾燥物中の割合では示しません。同じイモでも生と干しイモではまったく含量が異なってくるものです。その状態での含有量を示しますからネ。
以上kawakawaでした
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この回答へのお礼

返事が遅れてしまってすみませんでした。昨夜必死に調べたのですが、なかなか理解できずに困っていたんです。実はそれなりに急いでいたので本当に助かりました!今回本当に困ってしまって&急ぎだったので『教えてgoo』へ初めて質問させていただいたのですが、親切且つわかりやすい説明をして頂いて本当にありがとうございました(^^)。 

お礼日時:2001/12/02 20:11

 


  ちょっと適切な解説ページが見つからないのですが、わたしが理解するところ、粗タンパクというのは、水分(及び、タンパク付随物質)等を含んだタンパクのことで、或る食品・飼料などの成分表示する時、重量で表現して、%で示されている場合、「粗タンパク」は実際に含まれるタンパク質(体内で消化する時に有効なタンパク)の重量%ではなく、食品・飼料などを完全に乾燥等させた後(または純化した時)、測定したタンパク質の量が、本当のタンパクの量となります。つまり、タンパクが水分等を含んである形になっている場合、これを水分等も含めて、「粗タンパク」と呼ぶようです。粗脂肪分、粗繊維、粗灰分などという言葉も同じような使い方です(窒素なら、脂肪にも窒素は含まれていていますね。また水分表示が別にある場合は、水分は分けているということでしょう)。
 
  以下のURLのなかに、次のような言葉があります。これが上でわたしが述べたことに近い説明です(大きなページですから、「粗タンパク」で検索してみてください):
 
  >なお表示に「粗タンパク」「粗繊維」などと表記されている場合があります。この「粗」というのは粗末と言う意味ではなく、「体内で純粋な形(粗繊維ならばセルロース)に分解利用される前に食物の中に含有される同質類の総量のこと」です。「繊維質」の「質」と同じ意味だと考えてください。
 

参考URL:http://www.netlaputa.ne.jp/~miya-sun/bird2-1.htm
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この回答へのお礼

返事が遅れてしまってすみませんでした。昨夜必死に調べたのですが、なかなか理解できずに困っていたんです。実はそれなりに急いでいたので本当に助かりました!今回本当に困ってしまって&急ぎだったので『教えてgoo』へ初めて質問させていただいたのですが、親切且つわかりやすい説明をして頂いて本当にありがとうございました(^^)。参考のURLの紹介もありがとうございました!自分では見つけられなかったので大変助かりました。

お礼日時:2001/12/02 20:12

食品を分析するとき、窒素を測定します。


そして、その窒素が全て蛋白質に由来すると考え、蛋白質の平均窒素含有量である係数(窒素係数;平均で6.25ですが、食材によって数値は異なります)を掛けたものが粗蛋白量なのです。
この粗蛋白には尿素などの非蛋白性物質もたくさん含有されていますので、一応の目安としての意味だと考えればよいでしょうネ。
公衆衛生の範疇に食品栄養も入っていますので、専門家として
以上kawakawaでした
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